Entr'acte 〜アントラクト〜 @心斎橋
ずっと伺いたいと思っていた
モダンフレンチバル「Entr’acte 〜アントラクト〜」へ。

メンバーは「Billboard Live Osaka」総支配人K本さんと、
料理人N岡ちゃんとの3人飲み。不意打ち万歳!

驚いたことに、K本総支配人の元部下が、
「アントラクト」のスーシェフ・ジョニー!
「お前、めっちゃ久しぶりやん!」と偶然の再会。
いろんな点と点とが繋がった、サプライズな夜のはじまり〜。
*サーモンマリネの3分間フュメ

そこにふんわり漂う燻製香。
*フランス産 フォラグアのコンフィ 65℃45min
リュバーヴのマルムラード添え

リュバーヴのマルムラードの酸味がいぃアクセントになってる。
粉末状の素材は、パンデピスを細かくしたもの。
その仄かなスパイス感とのバランスもいい。
泡の次は、ワインセットをいただくことに。
よって、またもや泡♡
*テリーヌ型で仕上げた「ブーダン ノワール」のポワレ
林檎のキュイ エ クリュ

ポワレすることで表面カリリと香ばしく、なかはホロリ崩れゆく食感。
複雑に絡み合う香りも旨みのおかげでワインが進むのなんの。

なかでも油を用いて調理した百合根の質感にはビックリでした。
*石川県産 ホタルイカのマリネと春野菜
ローストしたビーツのピューレソースと

ローストしたビーツの粉末と、ビーツのソース
さらにはオマールを主体とした甲殻類のソース「クリュスタッセ」のソース。
海と大地のの香りに、癒される。

ドライで酸味心地よくミネラル感ある品種と、
繊細なアロマ広がるロゼ。こちらはピノ・グリだったか。
春が薫る一皿との相性を愉しむ。
*愛知県産 鰻とフォアグラのパートフィロ包み マトロートのイメージ

ざくっとナイフを入れ、口に運べば
紙のように薄いパートフィロの軽やかな食感に続き、
赤ワインんで煮込まれた鰻の深いコクと、
フォアグラのキレイな油脂分が追いかけてくる。
鰻のマトロート=鰻の赤ワイン煮を昇華させた、
田中シェフの発想、お見事!
*約1ヶ月熟成させた牛タンのソテーと煮込みのヴァリエ
ソース ヴァン・ルージュ

噛むほどに、しっとりとした身質に驚かされる。
春の野菜たちも、イキイキ、旨い。

懐かしいー。書けば長くなるので割愛するが、懐かしい味わいだ。

ラギオールのナイフ、登場。
*ステーキフリット(愛知県産 黒毛和牛ロース)

そして肉の断面はそそられるロゼ色。
赤身も食べるが、ロースのジューシーさ、やっぱ好きやな〜。
そして、このフレンチフライ!

カリッジュワ感7割&ホクホク感3割の、超私好み。
そのホクホク感のなかから、芋の優しい甘みがあらわれる。
なおかつ塩加減もドンピシャ。
こちらの常連、カメラマンSちゃんは「変態ポテトフライ」と呼ぶそうな。
それ納得!ほんまに、おいしすぎて止まらなかった。
「Entr’acte 〜アントラクト〜」は確かに新しいバルのスタイル!
フレンチモダンとクラシカルとがクロスする、メニュー構成で
「そうきたか!」な、田中シェフの感性を感じさせる皿の連続でした。

1Fにはカウンター席も。こちらで、小皿料理&ワインを愉しむのもいいな。
田中シェフ、ジョニーさん、伊是名さん、ありがとうございました☆
「Entr'acte 〜アントラクト〜」
大阪市中央区東心斎橋1-16-11
☎06-6245-4344
open : 12:00〜14:00LO、
18:00〜24:00(Food 22:00LO、Drink 23:00LO)
※木曜はディナーのみの営業
close: 水曜、第2火曜
http://entracte.osaka.jp/
The Things We Do For Love / 10cc - Live
by writer-kaorin | 2016-04-03 10:54 | Comments(0)