again @北新地

階段の暖簾が目印だ。

店主の大ちゃんこと、迫田大介さんは
おそらく寝る暇なく、フル回転。
仕事を終えた後は、大阪中央卸売市場の魚屋で仕事をし、
さらには先日、新世界に2店舗目をオープン。
詳細は後ほど述べるとしよう。
*長崎 アジのサラダ仕立て

*車海老

齧ればサクサク軽やかで、
車海老の透き通った甘みがじわじわと。
*うずら卵

白身はフルフル心地よい弾力。
齧ればコク深い黄身のエキスが溢れ出る。
*季節野菜のサラダ

まずはそのままで。
お次は、スフレ状の胡麻ドレッシングとともに。
野菜はどれも、生命力に満ちあふれていて、まぁ存在感ある味わい。
*牛フィレ


ガシッと食感心地よく、牛フィレはフワリ柔らかく、味わいは濃厚。
お次は椀物
*鯛、金針菜、蟹味噌豆腐、おかひじき、花柚子


だしの滋味に続き、鯛のふわっと繊細な身質を感じ、
忍ばせた蟹味噌豆腐のコクが追いかけてくる。
数週間しか出回らない、花柚子の心地よい香りの余韻を愉しむ。
*黒トリュフ入りジャガバター


マッシュ状のなめらかなポテトと、トリュフの香りの三重奏。
*岩手 佐助豚

*アマゴ稚魚

ほんわり、やさしい苦み&何て香りがいいの!
*春子 かぶらのソース

春の風味とかぶらの優しい甘みとがクロス。

この後、海味凝縮の相生産 牡蠣の串揚げが供され
*行者にんにくとひろっこのかき揚げ
ホタルイカと酢味噌のソース

シャキッと食感心地よく、ほのかな甘み。
行者にんにくの香り、ホタルイカのみその旨み…と
山海の春の恵みと味わいがひと皿に。
*ミシマオコゼ

ムチッとした食感がいい。
*ホワイトアスパラガスと唐墨

口に運べば、唐墨をハラリ振ったアスパラ一切れで、
どんだけ飲めることか。
*筍の穴子巻き

大ちゃんは夜中に大阪中央卸売市場で勤務しているだけあり、
魚はもちろん、それ以外の旬素材との出会いが多いのだ。
*ぶり大根

とろみがついたソースにはぶりの身もたっぷり入り、
味わいはまさに、ぶり大根!
そして〆は
*目玉焼き ハンバーグカレー

濃厚なルーとともに味わいつつ、
途中で、うずらの半熟目玉焼きを崩して。嗚呼、至福。

ふんわりたっぷりのせた海苔茶漬けを。一口頂けば
海苔そのものの旨み、香り、炸裂でした。
以上、「again」のお料理は、おまかせコース1本(6500円)。
じつに満足感が高い、旬素材を巧みに組み合わせた串の数々を
楽しませていただきました。
その「again」の姉妹店が、3/12、新世界にオープン。
「新世界串揚げ again」
詳細は、Lmagaさんのサイトをcheck!
http://www.lmaga.jp/news/2016/03/7795/
「again」
大阪市北区曽根崎新地1-5-7 梅ばちビル 3F
06-6346-0020
open : 18:00〜翌2:00(1:00LO)
close: 日曜、祝日
http://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27083271/
The Troggs - Wild Thing
by writer-kaorin | 2016-04-08 22:27 | again | Comments(0)