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食酒 五十嵐 @北新地

オープンは今年1月。
「食酒 五十嵐」へ伺うのはこの日が2度目。
といっても、じっくり食と酒に向き合うのはお初。
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カウンターのみの店内にて、
久しぶりにサタデーナイトのひとり飲みだ。

北千住にあった五十嵐さんのお店の存在を知ったのは、
2006年7月号の料理通信 創刊号。
私が初めて、料理通信という媒体で原稿を書かせて頂いた号でもある。

その記事がずっと忘れられなくって、伺いたくって。でも時は過ぎ。
北新地「川添」さんから、五十嵐さんのことをメールで頂いてびっくり。
あの五十嵐さんが、新地で店を出されたんだ!と(嬉)


店先には「おまかせ小皿とフランスワインの店です」と手書きのボード。
その品書きには、10品強のメニュー名が書かれていて
「砂肝のコンフィと新玉葱」とか「肉のテリーヌ」など
呑兵衛の心くすぐるメニュー名。
アラカルトとかコース、とかではなく
五十嵐さんと相談のうえ、そのメニューのなかからお料理を作って頂き
食べたところでお会計というシステム。


*漬物
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パリパリぽりぽり。
ぬか漬けのやさしい酸と風味に癒される。
別の店で3杯アペの後は
シャンパーニュ「Beaumont des Crayeres Grande Reserve Brut 」

写真はすべてiPhone6で撮影。


*冷奴
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具沢山、コク深いピリ辛ソースがかけられていて
ナッツや松の実の食感楽しく
豆腐の清々しい甘みが響く。



*若竹煮
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春の出合い。だしのうま味を感じる上品な薄味で、
茎わかめのホクッとした食感と香り、存在感あるわ。



*ヤリイカのさっと煮
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バツグンの火入れ。
フレッシュ感を残しつつ、歯ですっとちぎれる柔らかさ。



*ホワイトアスパラ ボイル 淡雪塩
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アスパラは香りよく、ジューシー。
粉雪のように美しいカハラさんの淡雪塩の、
ほんのりとした甘み、優しい塩味が優しく包み込む。


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ここらで日本酒へシフトチェンジ。五十嵐さんの地元
大阪・池田の「呉春 特吟」。香りは控えめ。まろみがあり旨み深い。
するする飲んでしまう(汗)



*静岡 鰹、新玉ねぎ
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さっと漬けた鰹は、塩梅ほどよくもっちり旨い。
そして新玉ねぎの甘みにハッとなる。

ここらで、「道頓堀 あかい 北店」の赤井さん不意打ち乱入〜!
つかの間でしたが、美味しい酒、楽しい時間でした☆おおきに赤井さん!



*肉のテリーヌと豚肩ロースハム
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テリーヌは噛むほどに旨みが迸り、何ともクリアな味わいだから
あっという間に食べ尽くす。
ロースハムを味わいつつ、確か赤ワインも頂いたような…(笑)


ほかにも「味付玉子」、「ワタリがにのスープ」とか
「牛ホホ肉の赤ワイン煮」、「キャベツとアンチョビーのスパ」とかとか。
そそられるお料理多々だったが、時間切れにつき次の機会に。

頂いた品は、酒飲みのツボをつく組合せや味わいにつき
いつも以上に飲みすぎてしまいました(笑)。
その翌週にもとある用事で伺ったのですが、
近々、また伺います。五十嵐さん、ありがとうございます!


「食酒 五十嵐」
大阪市北区堂島1-3-9 日宝堂島センター1F


John Mellencamp - Small Town

by writer-kaorin | 2016-04-16 00:13 | 食酒 五十嵐 | Comments(0)  

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