Malülu et Hulülu (マルル エ ウルル)
「Malülu et Hulülu」 〜マルル エ ウルル〜

大阪・本町(瓦町4丁目)。
雑居ビルの急な階段を上がった場所にある小さな小さなレストラン。

オーナーのガーコは、大阪の飲食業界では超有名女子。
彼女がサービスを担当し、
シェフを務める鈴木くんは、かのフレンチの巨匠の店でキャリアを積み、
最近では、たこりきのフレンチシェフとして腕を振るった人物。
ふたりがタッグを組むと聞いたとき、「まじでー!!」って叫び、嬉しかった(笑)
出張帰りのある日、遅い時間に訪問です。
入るやいなや、毎度〜!な、友人であるTVディレクターの姿も♬
基本的にメニュー表は存在せず、
ワインに合う小皿料理を、お腹の減り具合に合わせて出してくれます。
*ブリ・ド・モー、うなぎの肝

うなぎの肝の旨みが時間差でぐぐっとやってくる。意外な組合せだ。
*ベルギーフライドポテト

カリサクフワッの三重奏。ポテトの甘み、香りもしっかり。
フロマージュ・ブランを使った、
セルヴェル・ド・カニュのスキッと軽やかな酸味のおかげで、
やめられない止まらない(汗)
*ポテトサラダと牛タンスモーク

燻香漂う牛タン。飲ませる味わいやわ。
*ヨコワ、アボカド、柿のキムチ

醤油&ビネガーのさっぱりとした旨みが広がる。
さらには。龍岡商店の柿のキムチの、まろやかな甘みと優しい辛みが
これ、合うんだなー。
*しいたけのポタージュ

口に含めば、じつに濃厚!
しいたけの深い深い旨みだけが、ストレートに広がるのだ。
嗚呼、おかわりしたかった(笑)
*肉のサラダ

それぞれの食感楽しく、飲ませるサラダだこと。
ここらで、グツグツと音を放ちながら、
オーブンから出てきた料理が
*ドリア

ミートソースにチーズ、
さらには、たっぷりのソーセージやベーコン、ピーマンが入り、
どこか懐かしく、とても深みのある味わい。
「フレンチに縛られず、懐かしい洋食メニューも作りたい」って鈴木くん。
ワインを欲する皿の連続、かつ
そら、最近見かけることが少なくなったドリアで、
カウンターに隣り合わせた客同士、盛り上がった。
店名の「Malülu et Hulülu」〜マルル エ ウルル〜とは、
フランス語で「不幸か幸せか」。
その背景にある、店名誕生の由来がガーコと鈴木くんらしかった(笑)
カウンター6席だけの小さな店は、
ただいまって言いそうになるくらい、居心地いい&おいしい空間でした☆
「Malülu et Hulülu」〜マルル エ ウルル〜
大阪市中央区瓦町4-5-4 マスザキヤ瓦町ビル2F
☎そろそろ開通(追記)
https://www.facebook.com/maluluethululu/
Warren Zevon - Keep Me In Your Heart
by writer-kaorin | 2016-10-06 23:36 | Malülu et Hulülu | Comments(0)