ミッキー・ロークが出演している映画「ダイナー(Diner)」を久々に観たくなり
なおかつ田舎町のダイナーへ、行きたくなって…。即、実行(笑)。
キャノーラ畑の黄色い絨毯がずっとずっと続く、
カナダ・アルバータ州をドライブ。

「大草原の小さな家」のような、のどかな景色がずっと続く。

目指す町は、エドモントンとカルガリーのほぼ中間にある
「レッドディア(Red Deer)」。
(梶谷さ〜ん!元・研修生CCちゃんの町へ遊びに来たよ〜 www)

砂利道を走りゆき、やって来ました「Queen's Diner」へ!

列車の食堂車を模したプレハブ店舗。
看板とネオンサイン。
そして、やたらと広い駐車場。
“ダイナーあるある”が、あっちからもこっちからも目に飛び込んでくるではないか。

映画の世界へタイムスリップした感覚を受ける。
そもそもダイナーって?を調べてみたところ
片岡義男さんのHPに紹介がなされている。

ビアンキのチェレステカラーを彷彿とさせる店内。
曲面の天井も厨房臨むカウンターも、うんうんダイナーな感じ!とテンションmax。
ここ「Queen's Diner」は、レッドディア(Red Deer)にある
ダイナー(食堂)の古株。
店内には、車で移動途中の旅人もいれば
ファットな地元の主婦3人組とか、毎日来ているであろう初老の男性ひとり客など
地元人の心も掴んでいる、小さな町の食堂(ダイナー)だ。

メニューは、パンケーキやフレンチトースト、オムレツなどのBreakfastはじめ
この店オリジナルのハンバーガー、クラブハウスサンド、
シェパーズパイに、サラダやスープ、
カナダ発祥のプーティン(フライドポテトにグレイビーソースをかけたファストフード)。
デザートにはアップルパイやチェリーパイ、クラシックチーズケーキなどなど。
アメリカ&カナダ的な料理がずらり。

マグカップに大量入った、薄いホットコーヒー。
これもダイナーからイメージするコーヒーそのものやなぁ。(笑)
QUEEN’S DINER CLASSICSの中から
*Hot Sandwiches

トーストしたパンの上に、どっさりのローストビーフと熱々のグレイビーソース。
ローストビーフは薄切りだし
グレイビーは思いの外、優しい旨みだから、すいすいイケる。
ポテトは揚げたて、塩加減もいぃわ。
*Reuben

Reuben(ルーベン)も、いっといた。
トーストしたライ麦パンに、コンビーフ、ザワークラフト、スイスチーズ、マスタード。
コンビーフといっても、パストラミのような感じ。
カーネギー・デリ@NYCの
巨大なパストラミサンドほどあったら、どないしようと思ったけれど、割と普通サイズ。

ザワークラフトの酸味、マスタードのぴりりとした辛味がいいアクセント!
コンビーフとの組み合わせ、揺るぎない。

テーブルにはダイナーお決まりのセットが置かれ(ケチャップはHeinzね)

ショップカードほかカードがびっしり貼られたペプシのロゴ入り冷蔵庫。
その上の天井にくっついた時計を見ると

パタン、パタンと、音を立てて動くアナログ式の回転看板。
これも50年代のダイナーの名残を感じさせるツールだ。
地元のお店などの宣伝広告が出ていた。
店内に響くBGMは、アメリカ〜ンなクラシックロック。
昔ながらのダイナーの空気感、やっぱ最高。
そこに住む人々の暮らしに触れる旅が、大好き。国内外問わず。
店の常連さんともあれこれ会話できた
たまらなく楽しい時間だった。
「Queen's Diner」
34 Burnt Basin St, Red Deer, Alberta T4P 0J2, Canada
tel: +1 403-340-3302
open : 6:30〜16:00
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