北新地「シャンパン食堂」で、シャン杯!なサタデーナイツ★
「FLEURY Pere et Fils Fleur de l’Europe Brut」
店には西と東を行ったり来たりしている統括ディレクター元田くん、
スタッフさとみんはじめ、お久しぶり〜な顔ぶれで、嬉しくなる★
言うまでもないが、「シャンパン食堂」のグループ店舗は、
空前のGYOZAブームの前っから、ギョウザ&シャンパンをコンセプトに据えていた
そんな大阪での店舗展開はもちろんのこと、
Champagne & GYOZA BARは、東京にも!
関東在住の皆さーん、ぜひ遊びに飲みに行ってみてください★
さて「シャンパン食堂」ナイツ。
アミューズに「チポラータ」が登場。

かわいい小ちゃな、羊の腸詰め豚ソーセージ。その深い味わいはもちろん
アグロドルチェ的ビーツの甘酸っぱさがいい仕事してる。
「サラミ盛り合わせ」を。
チョリソのほうは、旨みのある辛味のおかげで泡止まらん。
*前菜の盛り合わせ
「キャロット ラペ」はシャキンとした食感楽しく
「レバーペースト」はふぁっふあ滑らかで、じつにキレイな風味。
「パテ ド カンパーニュ」は肉肉しさこの上なく、だけど
ひつこさを感じず、むしろ清々しいのには驚いた。
「きのこのキッシュ」に秋の香りを感じ、
「オリーブのマリネ」をちびちびやれば、飲みのピッチが加速する。
これも好きな一品やなー。
*ムール貝のシャンパン蒸し
ムールはぷっくり肉厚なものが多く、食べごたえあり。
しかも。コハク酸的うま味成分と、
ミネラル感とが嵐のごとく押し寄せるのだ。
残ったスープはリゾットにできるとのことで、それ一丁〜とお願いしつつ
バゲットもやめられない止まらないから、おかわりしてもうた(笑)
ここらで「Maison des Princes Sauvignon Blanc 2016」を。
コクとキレのある酸をあわせ持ち、ムール貝のエキスと共鳴するかのよう。
*十勝放牧豚 ロース肉のロティ
嗚呼ーこの色目にうっとりー。
赤身はしっとりやわらかく、しっかりと味があり
好物の脂はぶりんっぶりん、弾ける食感!
そんな脂はサラリとしてるから、いくらでも食べられる。
付け合わせの「ジャガイモのガレット」が、十勝放牧豚に引けを取らない存在感。
カリッな香ばしさと、ホクッとの割合6:4の、私的黄金比に続き
ジャガイモのいい香り、質朴な甘みがやってきた。
ラストは「ムール貝のシャンパン蒸し」のスープを使ったリゾットを。
ムール貝のエキスからなる深みのある味わいに、米の透き通った甘みが重なり合い
うーんもう、笑みしかこぼれない。
心も胃袋も満たされた〆となりました★
お店はあれよあれよという間に満席。
30-40歳代のカップルがグラスを傾けているかと思えば、
その隣ではちょっと年配の主婦友らしき女性グループがいてたり。
さらには、20歳代であろう若い世代のグループ客のなかにいてた女子は
「シャンパン初めて〜。うん私イケるかも〜」なんて言いながら
皆それぞれに、この空間と料理、シャンパーニュやワインを楽しんでいる。
そうそう、メニュー表に目をやると、
グラスシャンパーニュの種類は豊富で、880円〜揃うのだから。
何年か前、ディレクターの元田くんにインタビュー取材でお世話になった際
「シャンパーニュを嗜む層をゲストとして持ち続けるには、
若い世代の人達にシャンパーニュを気軽に楽しんで頂く場所が必要」と言ってたっけ。
「シャンパーニュを気軽に」という元田くんの想いが、着実に形となっている。
その光景をしみじみ眺め、なんだか嬉しさがこみ上げてきた。
「シャンパン食堂」
大阪市北区堂島1-3-20 阪口ビルB1
06-6343-2498
Open :11:30〜13:30(LO)、17:00〜23:30(LO)
Close:日曜・祝日
悲嘆に暮れる(涙)。カナダで観た圧巻のステージが忘れられない。
ご冥福をお祈りいたします。
Tom Petty - Room At The Top