肉好きのための聖地
新地「道頓堀あかい 北店」が
店隣に姉妹店をオープン。
「塩干 しおから」
2017年11月1日開店。
「道頓堀あかい 北店」が、大和肉鶏の鍋や熟成肉など
ワインを欲する肉攻めなのに対し、
「しおから」は、日本各地の生唾もんな“塩辛”、さらには
季節の魚菜など、日本酒プリーズな肴を揃えている。
カウンターのみの店内。
早い時間はこの品書きを軸にしたコース6500円を提供(11/1現在)。
2回転目の時間帯以降は、あれこれ単品の注文もOK。
遅がけの訪問だったので後者で飲ることに。
ビールで喉を潤しつつ、「長芋とオクラのポン酢和え」を。
長芋とオクラの心地よいぬめりとともに、すきっとした酸味広がる。
「レンコンと鶏肉の南蛮炒め」はじめ、
小皿料理をちょいちょい楽しませていただきます。
今日はワインな気分。あとに続く塩辛に合わせ、
オーストラリアのソーヴィニヨン・ブランを。
蜂蜜的コクを感じさせつつ後味清々しい。
お造りは、食べた先からひと切れずつ供されるスタイル。
「愛媛のタイ」は程よい弾力、じわじわ旨みが押し寄せ
「島根のシマアジ」はまとわりつく濃厚な甘みが堪らん。
かたや「愛媛の剣先イカ」は上品な甘みが現れた。
「マグロ」はいい香りを残しながらすーっと溶ける消える。
「クジラベーコン」はピンッとハリがあり
口中の温度でじわりと、旨みが解き放たれる。
*サーモン塩辛
しっとり脂がのったサーモンに、麹独特の旨みとプチプチ感。
その塩梅よろしく、マヨネーズのまろやかな酸味が妙に合う。
日本酒の口になりかけたが、ワインとの相性もすこぶる良い。
あー食べ続けていたかった。www
焼き物は、和歌山産の「灰干しアジ」にした。
“灰干し”とは、火山灰など灰のなかでほとんど空気を通さず、
魚の余計な水分を抜く伝統的な製法。
だからこのアジ、天日干しなど通常の干物と比べて、実にしっとり。
旨みの凝縮感をしっかり感じたのだった。
〆に「秋鮭と舞茸の釜飯」といっときたかったが、
ここはグッとこらえ、またの機会となりました★
まともな顔してくれへん(笑)
店主の赤井亮さんと、「塩干 しおから」料理長の中野陽介さん★
オープンおめでとうございまーす!!!
系列店ではあるがコンセプトが全く違うから
がっつり、おまかせコースの楽しみもありつつ、
お隣の「道頓堀 あかい北店」の帰りに「塩干 しおから」立ち寄って、といった
ビル中ハシゴ酒も楽しいと思う★
「塩干 しおから」
大阪市北区堂島1-3-33 新地萬年ビル1F
080-5331-5629
The Doors - Riders On The Storm
https://youtu.be/lS-af9Q-zvQ