HOVEL kusayama @山里に佇む炭火と石窯料理とパンのお店

暖かくて、のんび〜り穏やかな週末。
篠山北部の山奥にある目的地へと、車を走らす。
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野を越え山を越え。
ナビで出てこないくらい、分かりにくい場所。
その行き先を知らせてくれる看板にじっと目を凝らして。


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この急な坂をのぼりきったところに、店は佇んでいる。


炭火、石窯、パンのお店「HOVEL kusayama」-ホヴェル クサヤマ-
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「HOVEL」とは
“みすぼらしい家”、とか“掘っ立て小屋”といった意味を持つ。
いやいや、じつにセンスを感じさせる、厨房がある小屋。
それもそのはず、店主は垂水「KOTTABOS」をはじめ
「cafe&bar anthem」や「caldo」などを世に知らしめた伊藤宏晃さん。
もう7年前くらいか。料理通信のロケでお世話になって以来、久しぶりの再会★

2017年4月open。「縁もゆかりもない場所だった」と言う伊藤さん夫婦は、
この地に惚れ込み、移住という決断に出た。



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調理の熱源は炭火と石窯。「仕事の半分以上が薪割り」だとか。(笑)



小屋のなかも見せてもらった。
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石を積み上げたワイルドな石窯。
「caldo」でもそうであったように、石窯を使った伊藤さんの料理は
心に響くんだよなー。ひと味もふた味も、何かが違うの。


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小屋のなかの炭台も、良い意味で原始的。
伊藤さんは地元の方々と、炭焼きの仕事にも携わっている。
その現場も見学させてもらった。田舎に、そして
昔ながらの山の暮らしに、じつに馴染んでいるなぁ。



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手作りのパンたち。おいしそうな表情している。


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注文は小屋の前で。ランチはアラカルト。
先のパンや、季節のスープサラダにパスタ、肉料理にデザート。
自然な造りのワインに、摘み草ハーブティなんて魅力的な品も!
どれにしようか真剣に悩み、注文し、客席がある平屋へ移動。




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自分たちの手で建てた(小屋もそうだけど)という平屋。完成に1年かけたそう。

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大きな窓から、春になれば満開の桜、初夏には新緑を見渡すことができる。
そんなカウンター席で、季節ごとの愉しみを堪能するもよし


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平屋のなかには大テーブルも。
今すぐには作り出せない、味わいあるアンティーク感、むんむん漂ってるなぁ。
伊藤さんが関わる店づくりは、目に飛び込むもの全てがいちいち、かっこいい。(笑)


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春の兆しを感じる一日とはいえ、西日が差してくると肌寒い。
だから薪ストーブの前に陣取り、のんびり寛ぎの時間。



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運転しなくてよかったんで、ハードランドをグビリ。
はぁ〜この上なくシアワセな日曜昼下がり。



●ビーツと篠山牛スジ肉のスープ ボルシチ風
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ビーツのナチュラルな甘みが生きていて、
ほろり柔らかなスジ肉とともに、深い旨みを奏でる。
サワークリームのコクと酸味、いい仕事してるなぁ。



●自家製石窯パン 盛り合わせ
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「パン・ド・カンパーニュ(田舎パン)」と
篠山産金胡麻と有機ひまわりの種を使った「セサミ&サンフラワー」の2種。
スープとパンが行き交うシアワセよ。
噛みしめるほどに味わい深く、このパンさえあれば
ヴァンナチュールを永遠に飲み続けられそう。
炭火でさっと炙った、その香りもよくって、いやほんましみじみおいしいなぁ。



●自家製ソーセージとベーコンの炭火焼
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ソーセージは口中で弾け、クリアな肉汁と炭の香りを撒き散らす。
ベーコンのジューシー感とスモーキーさ、これにもまた唸った…。
キャロット ラペは大地の香りがしたし、
炭火で焼いたジャガイモや玉ネギも、なんて味が濃いの。
ハートランドが空になり、ワインといっときたかったが次の機会に。



●ジンジン
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「味わいのベースは、高知・仁淀川の山あいに自生する山野草たち」という
摘み草ハーブティーだ。甘やかな香りと、生姜のスパイシーさがクロスしていた。



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食後にハーブティーを頂きながら、なーんにもしない、考えない無の時間。
窓から臨む木々も、あと1〜2週間で桜色に染まるんだろうな。


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小屋と平屋の向かい。この景色も、びっしり桜で埋め尽くされる。
ドライブあるいはツーリングに最適の場所だから
天気がいい休日に、ぜひ足を運んでみてほしい。

私は次、新緑のシーズンに、ロードバイクでおじゃましたいと思う★



「HOVEL kusayama」 -ホヴェル クサヤマ-
兵庫県篠山市桑原1236
079-550-5898
open : 火、水、土、日曜・祝日 11:30〜
http://anthem-kottabos.com/pg95.html



週末はこんな気分だった♪ 麻薬でも煙草や酒でもないけど(笑)
JOHN LENNON LIVE IN NEW YORK CITY - COLD TURKEY


by writer-kaorin | 2018-03-19 08:56 | HOVEL kusayama | Comments(0)  

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