ヘベレケ日記の書き始めから、感慨無量の涙でうるうる。
(Photographed by Genya Yoshida)
岡山・吉備高原「吉田牧場」
山桜が舞う春だというのに、朝の吉備高原には終雪が散らついてたらしい。
私たちゲストが会場に到着し、ほどなくして主役の姿がみえた途端
ほろほろとこぼれるような春の陽が差し込んだ。
神様が空の彼方から、おめでとうって微笑んでくれていたんだろな。
ブーランジュリ「LE SUCRÉ-COEUR(ル・シュクレクール)」岩永歩シェフ、
岩永清香さんを祝福するガーデンパーティーが
この日、吉田牧場さんの庭で開かれたのだ。
岩永シェフ、清香さん。改めておめでとうございます☆
清香さんの友人たちによるブライズメイドの登場が、場に華やぎを添える。
「うわっ、●●ちゃんブライズメイドかいな!」とか
「えぇ〜!●●さんも来てたんや!」なんて、嬉しい驚きの連続。
実は参加者のことも、プログラムについても
誰しもがほとんど知らされてなかった(笑)。だから
バスでの出発時から、いい意味でミステリーツアーのように謎めいた感じ(笑)
そんな仕掛けがあったあらこそ、これから綴るヒト・コト・モノの繋がりの大切さ、
サプライズな出会いの感動を何倍にも、何十倍にも膨らませてくれたんだと
後に実感することとなる。
ブータン王国の、祝いの民族衣装を身に纏った「吉田牧場」吉田全作さん。
吉田さんはチーズの原点を求め、ブータンはじめアジア地域をしばしば旅されている。
祝福のメッセージにじっと耳を傾けるのは、吉田さんの息子である
吉田原野さんの長女・日和ちゃん、次女・小春ちゃん。
じぃじにぴったりくっついてる、彼女たちにはいつも癒されます。
その横には、ガーデンパーティーの仕掛け人
「ル・シュクレクール」の敏腕マネージャーである
“チョコ田”こと、横田益宏さんの姿。
彼の存在は、岩永シェフと、シュクレクールにとって、
さらにはシュクレクールを愛する人たちにとってすごく大きい。
かくいう私も、いつも刺激をもらっている。
息つくことなく、あちこちから歓声が!
「アシッドラシーヌ」橋本太シェフが、ウェディングケーキと共に現れた。
さらに〜〜。
「メツゲライクスダ」楠田裕彦シェフ、マダムのミエさんが
ずっしり15kgあるパテ・クルートを持って登場!

そしてケーキ入刀ならぬ
パテ・クルート入刀〜!
おめでとうの乾杯の頃には、
柔らかであたたかな春の日差しが、会場に降り注いでいたのでした。
会場にはウフフ♡なワインのお待ちかね。
久々に会えたよ藤丸さん!
「ミルカレス」の吉備さんは、ゲストのはずが
冒頭からドリンクスタッフとして動きまくる。そのプロ魂、さすガッス。
主人の門出を祝う「ル・シュクレクール」のパンたちが、その出番を待っている。
おそらく普段、一斉に集う機会はないであろうゲストの皆さんが、
北は石巻から南は長崎まで。日本各地からやってきた。
岩永夫婦と素敵な仲間たちによる、
ガーデンパーティーの幕開けです。
後編に続く☆