お久しぶりですー。そんなこんなで、南国から冷涼な地へ。
ロッキー山脈の麓にあるリゾート地へやってきました。
人口1万4000人の小さな町「Canmore -キャンモア-」。
名リゾート地「Banff -バンフ-」へは車で30分。
バンフは“ザ・観光地”といった賑わいだけれど、
別荘やコテージが建ち並ぶキャンモアには
おおらかな空気が流れ、のんびり過ごすにはもってこいな程の良さがある。
ぶらぶら散歩してたら、野生のウサギやリスに
当たり前のように出合える。
この町を訪れたなら、立ち寄ってみたいショコラティエがあり
早速、見っけた。
「JACEK Chocolate Couture」
アルバータ州・エドモントンを拠点に、数店舗を展開する
“Bean to Bar”なショコラティエ。
ジュエリーショップのような装い。
アルバータ州らしからぬ(といっては失礼だけど)ブランディングや味わいで
2009年にオープンして以来、瞬く間に人気となった。
抹茶とミルクチョコレートのタブレット「THE YUKO」。
これが目当てだった。
女性ショコラティエJacquelineさんが創り出したそれは、
抹茶の気品ある香りと、ミルクチョコのコクとが心地よく融合。
深みがありながら、じつに上品な味わいだわ。
本日のディナーのデザートにも、楽しませていただこう。
さて。Canmoreでのディナー。
こちらの店におじゃましたかったのだが満席につき断念。
「TAPAS」の近所で、地元人にあいされてるレストラン
「the TroUgh」で遅がけ晩ごはん。
フランチャコルタで乾杯☆
21時前だというのに、外はまだまだ明るい。
泡と並行してビールの名やん!な南オーストラリアのシラーを。
「HEARTLAND Shiraz 2014」
久々に、タンニンしっかり濃厚果実味系。
しみじみした味わいの、喉通りのよいワインに慣れてるから
ちょっとこの重たさはしんどい(笑)けれど飲む。
前菜は抜き。早速メインを。
●Pork
ゆうに3階建て(笑)
メニューにはアルバータ産・豚肉のバックリブを、低温でゆっくりブレゼ、とある。
聞けば、ソースはジャークスパイス(Jerk Spice)という
ジャマイカでポピュラーなスパイスを軸に、パラペーニョでしょ
レモンやパイナップルからなるサルサなどを煮詰めたものがベース。
リブはほろりトロリ。じつに身離れよく
ソースの甘辛酸、旨みのやみつきな味、これはタンニンしっかりワインが呼応する。
付け合わせの、ポレンタ・フライも飲ませる味わい。
●Beef
部位はカルビ。
アルゼンチン発祥のソース・チミチュリ「chimichurri」とともに。
肉は噛みしめるたびに、その旨みを感じる。
チミチュリがいい仕事してるんだ。
パセリとニンニク、オレガノなどハーブの風味が爽やかで
アサード(asado)@肉焼き料理にもってこいのソース。
人気はテラス席。でも私らはゆっくりのんびり、店内で。
お父さん席もあるテーブルがあったり、どことなく温かな空気が心地よかった。
「Trough Dining Co」
725 9 St, Canmore, AB, CA
403-678-2820
open :17:30-21:00LO
close:Mon
BGMもセンスあったなー。Phoenixが度々流れてた。
Phoenix - If I Ever Feel Better