近所だったら週に数回通ってる。
岡山・倉敷「備中倉敷葡萄酒酒場」。
店主・みょんくんこと、呉明俊さんに会いに
そして彼の料理、セレクトのワインがもう好きで好きで。
この夜も、時間よ止まれなひととき。
シチリアのスプマンテで乾杯☆
「Terzavia Cuvee Riserva
Vecchio Samperi Metodo Classico」
/Marco De Bartoli
●ボタン海老のマデラ酒漬け
凝縮感ある旨み。
ぽってりまったりとした、凝縮感ある旨味と
泡の、しみじみ広がるだし的ニュアンスがピタリはまった。
●シャコとショウガとミョウガと大葉のマリネ
地元 岡山で揚がったシャコの深い甘みに、
薬味の爽やかさが合う。
●燻製サンマと鳴門金時のテリーヌ
美しい。サンマが放つ燻香と
鳴門金時の質朴な甘み、そのバランスが絶妙。
「Táganan Parcela Margaelagua 2016」
/ENVINATE
スペインとは思えぬ(失礼:)エレガントさに驚いた。
軽やかなタッチながら、滋味深い。
●パッケリ 剣先イカとゴボウ
3つの食材の形状をぴたり合わせる、みょん君のセンス!
イカの熱の入れ方、ゴボウの大地の香り、
それらの旨みをきゅーっと吸ったパッケリがまった、ワイン止まらぬ味わいなの。
余談だが、今日から11月なので、パスタも様変わりしているかなと。
ここらで魅惑的なボトル、登場。
Le Clos du Tue-Boeufの
「Cheverny Rouge – La Gravotte 2004」
どこまでも滋味深く、そのエキスが体内に染み渡る心地よさといったら。
もうね、帰りたくなくなる。ずっと飲み続けてたい(笑)
この店には、古い自然派がわんさか。
それを出し惜しみしないのが、すごいなーみょん君。
ドラさんありがとうございます☆
●宮崎 黒毛和牛ハネシタのロースト
この艶っぽさに、いつも心揺さぶられるのだ。
口に含めば、ぷるんと心地よく跳ね、じつにミルキーでいてシルキーなの。
みょんくんの肉焼きの技にメロメロ。
超ミニマムな厨房で、淡々と料理を仕上げる、みょん君に目線を向けながら
また別の赤と、ハネシタのローストと。至福の時間でした。
無駄なモノを削ぎ落とした、店づくり、そして皿の数々に、魅了され続けている。
「備中倉敷葡萄酒酒場 (びっちゅうくらしきぶどうしゅさかば)」
岡山県倉敷市稲荷町7-4
086-434-6006
open :18:00~23:00(土曜〜翌1:00)
※食材とワインがなくなり次第終了
close:不定休
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