心斎橋「もめん」にて
季節の移ろいを愉しむひととき。
●帆立 車海老 菊花 りんごのジュレ
帆立、車海老ともに深い甘みを蓄えてる。
そして、ジュレはりんご、とな。
その優しい甘酸っぱさが、素材の甘みを引き立てる。
「春鹿 斗びん囲い 純米大吟醸生酒」とともに。(奈良・今西清兵衛商店)
(H30.11月製造)
ふくよかな旨みが、素材に寄り添い、ハーモニーを奏でるの。
この日は「春鹿会」という名のもと、
木綿さんのお料理にあわせた
今西社長セレクトのお酒が、続々登場。ありがとうございます☆
●鰹 握り
鰹のすきっとした酸味、クリアな香りに
寿司飯のやんわりとした甘みが馴染む。
ここらで「春鹿 斗びん囲い 純米大吟醸生酒」
H19年製造の熟成酒を。
氷温熟成されたそれは、とろみを感じ
シャンパーニュのようなニュアンスの熟成感。
味わい深く、飲みに走り撮影し忘れ。
●松葉蟹しんじょうの椀物
だしのえも言われぬ香り、深みあるうま味にウットリ。
蟹の旨みが凝縮したしんじょうに、箸を入れるたびに
だしが深みを増しゆく。
●平目 ひっさげ
平目は清らかな甘みを蓄えていて
ひっさげは、すきっとした若々しさがいいね。
「倭姫やまとひめ 純米吟醸 原酒瓶囲い」と共に。
コクがありながら、美しい酸とキレある後味。杯が進む。
●板持海老芋の揚げ、銀杏、むかご
感動的だった一皿。ほんまに。
板持海老芋は、富田林・板持の乾さんより。
表面はサクッと繊細かつ小気味よい食感で、
口当たりはとても滑らかでトロットロ、なんて甘いんだ。
「春鹿 豊麗 純米酒」を燗で。
はぁ〜。穏やかでまったりとした、安定感あるおいしさ。
ここで「クエ」が登場。なんて艶やかなの。
●クエ 小鍋
数秒くぐらして、すぐ口に運べば
身はぶりっぶり。脂は美しく、クリアな風味が広がった。
アラも味わい深く、野菜は白菜のみという潔さも好き。
ピチピチの新酒をいただいた後に
春鹿 KIOKE-SAKE『生酛仕込純米生原酒』を。
味わいに幅と深みがある。
●鮭の幽庵焼き ご飯 お味噌汁 お漬物
海外から帰国して、まず食べたいと思う和食が、
この「もめん定食」。
ご飯は、清々しい香り、甘みを放ってて、
その芳しさは、早朝に摘んだばかりのサフランを彷彿とさせる高貴さ。
●柿 シャインマスカット
シンプルがゆえの圧倒的な存在感。
これは、もめんさんのすべての料理にいえること。
この日はサプライズに満ち溢れた夜。
今西社長、お誕生日おめでとうございます🎶
バースデーケーキは「パティシエ エス コヤマ」にある
オリジナリティ溢れる唯一無二のケーキ!
オリジナルのケーキを仕上げてくれるの。
私も、音楽関係者に向けてのお誕生日ケーキに、家族のお祝いに
個人的にお世話になってます。
生地とクリームのバランス、これまたシンプルがゆえの凄み。
酔いがさめるくらいに美味でした☆
そして「春鹿」の法被を着用して
ハッピーバースデーの大合唱となったのです。
今西社長、ご一緒させて頂きました皆さん
毎度ありがとうございました★
「もめん」
大阪市中央区心斎橋筋2-1-3
Mumford & Sons - I Will Wait