パッと目を引く鮮やかなブルー。
大阪・京町堀にあるイタリアン
「アヴケッラ('A vvcchella)」で過ごす、休日の昼下がり。
シェフが福知山で「ヴッチリア・ダ・カテラ」を営んでおられた頃は、
実家が近いこともあり、噂はかねがね聞いていたけれど結局、行けずじまい。
2016年12月、ここ大阪で(しかも週1、2はウロつく京町堀で)
お店を開店されてて、もう嬉しくって。そして、ようやく訪問叶う。
Birraで乾杯! 休日の昼酒、サイコウ〜。
「本日のランチ(前菜、パスタ、自家製パン@¥1300)」があり、
アラカルトも注文できるということで
迷いに迷ってどちらもいただくことに。
●お野菜の前菜
「本日のランチ」の一品。
ボッコンチーノはどこまでもミルキー。トマトの凝縮感ある味わいが合うね。
舞茸も香りよく、ビッラが進むわ。
自家製パンも「本日のランチ」より。
粉の香りとじわじわと広がる旨みに癒される。
アラカルトの品書きに目をやれば
ランプレドットあり、和牛の肺の煮込みあり
ブラウンマッシュルームのペーストのフェットゥチーネあり
トリッパの“白煮込み”(トマトではなく)や、
個人的に懐かしの、フィレンツェ伝統の味である
ペポーゾあり(牛スネ肉 胡椒風味の赤ワイン煮)
もうね、瞬きを失うくらい楽しい!!!超テンション上がった(笑
ちなみに魚介は、予約に合わせて仕入れをするそうなので
次は事前に夜予約したいと思います。
●紋甲イカの墨煮
深い旨みを感じさせながら、なんとまぁ端正な味わいだこと。
はぁ〜。ここが大阪であることを忘れてしまう。🇮🇹
●フレッシュ 和牛 肺と白インゲン豆の煮込み
肺はクリアな風味で、もう、ふわふわとした質感が堪んない。
ふくよかで艶やかな白インゲンは、ひと粒ひと粒がその存在を主張し
後からじわじわ押し寄せる辛味で、ぐっと締まりのある味に。
そら、こうなります(笑)
トスカーナに思いを馳せながら
「Salcheto Nobile di Montepulciano 2014」。
クイクイ2杯目突入。
●大山ハーブ鶏のトマトソースのパスタ
アッツアツのこの温度が嬉しい。
鶏とトマトソースというシンプルさのなかに、
じわりと心に響く旨みがあった。
イタリアを、トスカーナの香りをここまで感じさせる料理に、
ここ大阪で出会えるとは。もう感激で、盛り上がったことは言うまでもない。
シェフはトスカーナはじめ、各地域で修業を積まれたんだろう。
ほかにも魅惑的なメニューが多すぎて。
教えたくないけれど、イタリア好きには超オススメしたい一軒です。
「アヴケッラ ('A vvcchella)」
大阪市西区京町堀1-17-7 京町パートナーズビル1F
06-6131-9708
open :12:00~14:00LO、18:00~21:00LO(日曜12:00~14:00LO)
close:日曜夜、月曜
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