この夜は「ビルボードライブ大阪」セカンドステージへ。
〜ロバート・グラスパー・トリオ with DJ ジャヒ・サンダンス〜
クラシックロック、ばかりでなく…
音楽シーンの今も、しっかり聴いておかねばと。(笑)
ロバート・グラスパーは、ずいぶん前から行きたくてウズウズしてて
ちょっとした、不意打ち万歳な夜。
総支配人Kさん、いつもありがとうございます♪
ライヴ前は必ず(演奏中もだけど)
会場でゆったりと、ワイン&料理を味わうのが、楽しみのひとつ。
だから開場とともにピットインというワケ。
フランチャコルタで乾杯♪
「Ca’del Bosco」がオンリストされてテンション上がる。
●鶏モモ肉のハーブチキンサラダ
鶏肉はしっとり、ローズマリーほかハーブの心地よい香り漂う。
野菜摂取の健康的飲酒。
●ヒラメのソテー
本日の魚料理より。肉厚でいて身はしっとり緻密。
サフランソースのコクと香り、
ケイパーの塩味がアクセントになっててワインが進むわ。
紫玉ネギやズッキーニ、ゴボウ、カボチャほか野菜の火の通し方もばっちり。
●黒毛和牛フィレ肉のステーキ
このレア感、堪んない。
塩で味わえば、肉の清らかな甘みがぐぐっと際立つ。
玉ネギベースのソース、この爽やかな甘みもいい仕事してたな。
まさか「Bread & Butter」にこの場で巡り会えるとは!
カリフォルニアで、ワイン界のロックスターが造るシャルドネの
超が付くバターの香り、ねっとり舌に絡む誘惑に、
そらもう酔いしれた。
●フォアグラ大根
そそられるビジュアル。ロッシーニ風だけれど、
フォアグラの下は大根だから、罪悪感全くない(笑)
フォンで炊いた大根から滲み出る旨みと、フォアグラのコクが渾然に。
そこにさりげなくトリュフが香りを撒き散らし、
後味清々しいのは、大根の為せる技。
付け合わせは、丸コンニャクのゴルゴンゾーラクリームソース。これが名脇役!
その後、演奏がはじまり・・・、クリスピーなピッツァ2種
「酒粕クリームチーズと鶏ムネ肉の塩麹ピッツァ」と
「マルゲリータ」を齧り、ビールとなりました。
ピッツァがアテに最高すぎて、撮影し忘れ(笑)
この大きな会場で、熱いものは熱いうちに…
一本筋の通ったひと皿ひと皿を提供できるって凄いなぁと、つくづく感心。
まだ食べたいメニューがあったんだけれど、次回のライヴのときに♪
美味しい時間をありがとうございました。
開演前、料理長にも会えた。
ビルボードライブ大阪の女性料理長・永岡沙理さん。
若い!(笑)だけどちょっと一味違う、センスの持ち主。
その話はまた別の機会に。
さて、ロバート・グラスパー。
ジャズ・ピアニストとしての圧倒的なオーラを放ちつつ
ジャンルの垣根を越えたサウンドを巧みに操る彼の演奏って、
派手さはないものの、絶妙な間合いに心惹かれた。
ベース、ドラムス、DJらとのステージングによるボーダレスな音の世界。
ロバートはいろんな旋律のなかで、
緊張感あれば、引き算あり、引き立て役に撤する箇所あり、
要所要素のバランス感凄いの。そして阿吽の呼吸をもって、
トリオ凄いわ、と感心しっぱなしの、めくるめく時間でした。
そして新地の夜へと続く・・・。
「ビルボードライブ大阪」
大阪市北区梅田2丁目2番22号 ハービスPLAZA ENT B2
☎06-6342-7722
ROBERT GLASPER TRIO I Jamboree Jazz Club