こないだの週末。
日曜のみ14:00オープンの
マルケ料理専門「オステリア ラ チチェルキア」に
毎度な仲間たちが集まった。
マルケ「テッラ・クルーダ」の“Ciao”で乾杯!
まるでイタリア人たちの休日のような、昼酒時間のはじまりだ。
あぁーシチリアとナポリに長期間滞在してた頃を思い出す。
ポリタンクを持って近所の醸造所へワインを汲みに行くのが毎朝の日課で、
日曜はほぼ毎週、昼間っからヘベレケだった。
やってることはあの頃から今も全然変わんない(笑)
●肉詰めオリーブのフリット
衣はカリリと繊細、軽やか。
オリーブのやらこい塩味と肉の優しい旨味がジュワリと。
●人参のローリエ蒸し
大地の香り、質朴かつ深い甘み、清らかな風味が広がる。
人参のすべてのいい要素を引き出した、もうほんまに感動的な味わいなの。
そして次のワインは、「San Lorenzo di Gino INTEGRALE」マグナムを。
昼からスルスル飲める、清々しさと味わい深さが印象的でした。
●生ハムとサラミとイチジクサラミの盛り合わせ
オーダー受けてからスライスする「生ハム」
赤ワインで漬けたサラミ「ラクリメッロ」、「イチジクサラミ」。
ワインが進んでどうしようもない(笑)
塩分控えめなパーネ・マルキジャーノ(マルケ風パン)に
我が家の自家製オリーブ油をかけて。
はい、小豆島にある畑で自家栽培&搾取してます。
ポリフェノール感しっかり。ピチピチ、ピリピリな感じが好き。
●スペルト小麦のサラダ
スペルト小麦のムチッとした食感はクセになるな。
赤ワインヴィネガーと果実を煮詰めたシロップ「サーバ」のコクと
細かく刻んだ香味野菜の食感が、いい仕事してる。
まだ外は明るい。次のお料理に合わせて赤を。
●マルケ風ラザーニャ“ヴィンチスグラッスィ”
鶏トサカとレバー、ズリ、ハツに
牛肉、さらにはベシャメルソースとトマト、
パルミジャーノ・レッジャーノを組み合わせた
マルケならではのラザーニャ。
何とも優美な面持ち。
濃厚やと見せかけて全くそうではなく、
深みのあるコクを感じる。
はぁ〜食べ続けていたい、食べるほどお腹が空いてくる。それくらい美味(笑)
※通常はメニューにないと思うのでご了承ください。
●仔羊のフリット サラダ添え
好物の一品。
極細パン粉をカリッと齧れば(この衣がまった旨い!)
仔羊はホロリやわらかく、クリアな風味とジューシーさが押し寄せる。
仔羊をフリットに、という発想に、いつものことながら脱帽。
ローストも好きだけれど、それ以上に好きかもしれない。
●白いラグーのタリアテッレ
鶏と豚ミンチ、香味野菜を白ワインで煮込んだ白のラグーは、
コクありながらも優しい表情。これも好きが過ぎるほど好き(笑)
程よくコシがありツルンと喉越しのタリアテッレにいぃ具合に絡むのです。
あれ?こんなワインも飲んでたっけ?(アル中ハイマー)
連シェフならではのマルケな味と、楽しい仲間たちとの時間に
まぁえぇ感じにヘベレケになった昼下がりなのでした。
連シェフ&皆さ〜ん、ありがとうございました!
「オステリア ラ チチェルキア」
☎大阪市西区京町堀2-3-4 Sun-Yamato Bld.303
06-6441-0731
open :18:00〜翌0:00LO(日曜14:00〜23:00LO)
close:火曜、月1不定休あり
来週は大阪公演!私は入稿が終われば行く!w
Toto - Child's Anthem Live @Yokohama 99