大阪・摂津富田。リンさんのお店「溢彩流香」

父母と彼らの親友たち、弟夫婦を交えての夜。
リンさんには、母が自家製の鯖へしこを愛用頂いていたり、
なんやかんやで家族ぐるみのお付き合い。
●前菜3種
右から「マグロのパクチー和え」は
爽やかな香りに続き、マグロの心地よい酸味とねっとり感。
「干しキュウリ」はパキポキ食感楽しく
「タコのピーナッツ煮込み」はホクホクしつつ、柔らかなタコの旨み響く。
●鶏肉と卵、トウモロコシのスープ
心が洗われる味わいとは、このスープのことを言うのだろう。
どこまでも透き通っていて、
出しゃばりすぎない、それぞれの素材の旨みに癒される。
●豚肉と白菜浅漬けの水餃子
肉汁とともに、白菜浅漬けのクリアなエキスがジュワリ。
ツルンッと軽やかな生地質だから、もう1個もう1個と手がのびる(笑)
●牛肉とセロリの水餃子
こちらは旨みにインパクトがある。
そしてセロリの清々しい余韻。
●パクチー水餃子
パクチー、豚肉、海老、白菜入り。この水餃子にも唸ったー。
旨みと甘み、さわやかな香りのハーモニー。
●水晶餃子
透き通った生地を齧れば、クリアな旨みが押し寄せ
中国慈姑のシャキッと感に、これまた箸を持つ手が止まらない。
揺るぎなき技と味。
●珍珠丸子
肉団子は旨みやさしく、餅米は香りふくよか。
いっぽう、高菜巻きは程よい塩味もあって、紹興酒プリーズな味。てことでロックで。
●茄子とししとう パプリカ 明太子 ナンプラー炒め
明太子はプチプチ、ナンプラーのコクと相まって、堪らんタレと化す。
シャキパリッなししとうほか、火を入れすぎてない野菜の個性際立ってる。
リンさんの発想にはいつも、感心させられる。
●豚トロ 黒酢煮
豚トロの脂、ピチッと弾け、黒酢はどこまでもコク深い。
塩や砂糖などで炒めた後に冷やした、という
ゴーヤの食感とほのかな甘じょっぱさ、これクセになるわ。
ってことでしっかりレシピも伺ったので、お家で実践。
●自家製干し肉の炒飯
干し肉のなんともいえない旨みが、
粒しっかり立った、米に馴染んでる。別腹作動となりました。
●ピーナッツとココナッツの団子
生地はツヤッツヤのもち肌
砂糖のジャリ感と、ピーナッツの食感楽しく
ココナッツの甘やかな香りが広がった。
家庭用キッチンで次々と生み出される
リンさんならではの味に、みんな大興奮。お疲れさまでした!
バックナンバー調べていたら
(炒麺処 可門の清水泰三さん、まんでぃほりでぃ会の皆さんに感謝)
これからもずっと、予約が取れる限り通い続けたいと思う。
「溢彩流香」 (イーサイリューシャン)
大阪府高槻市富田丘町3-12 佐竹ビル 206
※2019年の予約は埋まっているようです※
6/24はジェク・ベック、75歳の誕生日♪
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