本日、2020/1/11(土)10:00〜
北新地「ル・シュクレクール」
対面販売を撤廃し、新しいスタイルへと。
お客さんはトレイを持ち、手袋をはめ、好みのパンをチョイス。
とだけ書くと、「なんやよくあるスタイルね」と思われがちなのだが
そうではない挑戦が、シュクレクールらしい。
このドイツ製のパン棚、本邦初公開。
ほんまに日本初導入なのだ。
驚くべきはこの棚、「山に捨てても95%リサイクルできる」という点。
再生可能な紙袋、といったお客様の手に渡るものだけでなく
棚、そして壁など、店を構成するあらゆるツールに
環境を考えた材質を使うそのスタンスに、感服です。
スライスマシーンも導入。
これ、USやカナダでたまに見るんだけれど日本で見たことない!
食パンあるいはバゲットを、右奥に置き、
扉をスライドさせてスイッチオン。
こんな体験型のシステムも、わくわく楽しいね。
以前、長いショーケースがあった場所には、
「クロワッサン オ ザマンド」や「ガレット」など、
パン屋のお菓子をメインに並べるそう。
さらに。
冷蔵ケースには「アシッドラシーヌ」橋本太シェフによるお菓子が、
2、3種類、登場するとか。こちらはイートイン限定。
対面販売の撤廃について、岩永シェフから
5年、10年後の未来を見据えた、じつに深い想いを聞くことができた。
それは働き方改革が求められるこの業界で、
人手不足といった問題を軽やかに乗り越え
理想の働き方を実現するための店づくりについて。
「なるだけ、先を連想させる変化に」とシェフ。
お客さんと作り手、そして店という図式は変わらないけれど
「見たことないデザインとして、未来をみてもらえたら」
クールでカッコよくって、持続可能な店づくり。
自分たちのことだけでなく、時代としての「これから」を考え抜いたスタイル。
詳しくはどこかの媒体でじっくり書かせていただこう。
「Le Sucré-Coeur」-ル・シュクレクール-
大阪市北区堂島浜1丁目2-1 新ダイビル1F
☎06-6147-7779
open : 10:00〜20:00(19:00LO)
土・日曜〜19:00(18:00LO)
close: 月・火曜