緑地公園。
シチリア料理専門「クッカーニャ」へ。
我が家の近所。
クッカーニャが18年10月、この地へ移転した時はもう本当に嬉しかった。
テラス席を設けた開放感あるフロア。
昼からシチリアワイン開けて、ご機嫌な休日ってのも堪らんやろし
何より、公園にも程近いこの街の、ゆる〜りとした空気が似合う。
▶︎Assaggini(アッサジーニ)
Assagginiとは、南イタリア特有の前菜のスタイル。
シチリア小皿料理が続々と。
「蒜山のフレッシュリコッタとトマト」に「青のりのゼッポレ」、
「淡路 タコのマリネ」は味が濃いし
「イワシの酢漬け」はスキッとシャープな酸味。
「生ハムとパルミジャーノ・レッジャーノ」や
風味良くふわふわ食感の「ブロッコリーのスフォルマート」などに
のっけからワインが止まらない(笑)
Assaggini、続く。
「ホタルイカのクスクス」。
春の海の香りがクスクスに浸透。どこまでも滋味深い。
「カキのアグロドルチェ」ほか、
飲ませる小皿料理揃いで、テンション上がる!
▶︎Roceno Grecanico / Sibiliana
シチリアの土着品種・グレカニコ。透明感とキレがある。
▶︎特大ムール貝
こんなに特大のムール貝、初めて見た!牡蠣でいうと岩牡蠣レベル。
岡山・下津井産。
今木シェフ曰く「地元漁師さん、今の時期しか獲ってくれない」らしい。
身詰まりすごく、ふくよか。
海のエキスとまぁるい旨みが押し寄せる。
その汁を用いてリゾットに!
ムール貝の旨み、青のり香りとともに
春の海風が吹き抜けたー。
ボトル2本目は「Terebinto Grillo 2018」。
土着品種グリッロ100%。美しいアロマが広がる。
▶︎牛肉のブラッチョリーネ
シチリアでは、肉や魚で何かを巻いたものをブラッチョリーネと言うそう。
牛巻きの中身は、セロリ・玉ネギ・パン粉・
ペコリーノチーズやパルミジャーノ レッジャーノなどなど。
それらの凝縮感と、トマトベースのソースの深い旨みが否応無しに合うのだ。
▶︎ウニのリングイネ
ウニの味濃く、リングイネの絡み具合、堪らん。
▶︎ブロンラ村のピスタチオソース
エトナ山の麓にあるブロンテ村はピスタチオの名産地。
ピスタチオの清々しくナッティーな風味に
カカオの香ばしさがプラスされ、味わいに奥行きが生まれた。
「Sicilia D.O.C. Cabernet Sauvignon/Musita」進む進む。
▶︎ドルチェ
右奥から左回りに「ビアンコ マンジャーレ」「クレマカタラーナ」
「ピスタチオのジェラート」「バナナ トルタ」
別腹となりました。
気心知れたメンツと、飲んで食べてな夜。
20歳の頃、居候してた現地・カターニャのfamigliaに想いを馳せ、
シチリア土着のワインと味に酔いしれたのでした。
今木シェフ、ありがとうございました★
「Cuccagna」クッカーニャ
豊中市寺内1-5-7 メゾン緑地1F
06-6867-0830
open :12:00〜14:30、18:00〜22:00
close:月曜、日曜夜
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