サタデーナイトは江坂にて。
2019年7月にオープンし、瞬く間に人気店へと登りつめた
「ピッツェリア エ オステリア コディーノ」へ。
(Pizzeria e Osteria Codino)
大好きなフランチャコルタ「Ca' Del Bosco」でsalute!Grazie!
-Franciacorta Extra Brut Cuvee Prestige Ca' Del Bosco-
オーナーピッツァイオーロ・山本寛之さんは
ナポリのピッツァ世界大会での優勝経験も。
だからピッツァの味わい深さは言うまでもなく。
さらには前菜やメイン、パスタなどの一品料理も強いってのがコディーノならでは。
結果、ワインが進み過ぎてしまうのだ。
▶︎前菜盛り合わせ
めっちゃ盛り盛り!テンションアガル。(手前から時計回りに)
「チーズを詰めた花ズッキーニのフリット」はサクフワッ、チーズのコクじゅわり。
「カポナータ」はトマトの凝縮感ある旨みにハッとなったし
「ブロッコリー アンチョビとニンニクのソテー」は絶大なる泡の友。
「キノコのマリネ」はセセリと合わせるその意外性がいい!
赤ワインビネガーと粒マスターとが、両者を繋ぐ。
「キャロット ラペ」はほんのり効かせたオレガノがいい仕事してたし
「カンパチのカルパッチョ」は、ピンっとハリがある。
「イチジクとブッラータ」が禁断の美味しさで
「たこのマリネ」はパセリ&強めに効かせたニンニクが素晴らしきアクセント。
さらに「フリッタータ」、「青海苔のゼッポリ」
「生ハム(ノンプレス)」と飲ませる味揃い。
どれも丁寧に作られてるなーって感じる美味しさなのだ。
▶︎Grosso Agontano 2016 Garofoli
マルケのGarofoli。モンテプルチアーノ100%
この厚みある深い味わい、Garofoliらしい。好きやねー。
ガツンとタンニン感じさせつつ程よい酸味もありエレガンテ。
時間が経つとまろやかさが増していく。
そしてミラーボールのようなピッツァ窯の前、
山本シェフの所作に目が釘付け!
毎年ナポリで開催されてる「ピッツァ・ワールドカップ・イタリア」
マルゲリータ部門で優勝したキャリアを持つ。
▶︎マルゲリータDOC
コルニチョーネはサクッと香ばしく
程よくもっちりしつつ、どこまでもジューシー。
水牛モッツァレラのコクと清々しい風味、
ピュッと口の中で弾けるチェリートマトの溌剌とした甘みが渾然に。
食べるほどにお腹がすく感覚(要するに止まらない)、めっちゃ久しぶり。
▶︎ポルチーニ茸のタリアテッレ
トゥルンと舌触り心地よいタリアテッレに
ポルチーニの偉大な旨みが絡みまくり。
ギュッと絞ったカボスの和の香りと酸味で、締まりもいい。
サイドにはフレッシュ・ポルチーニのフリットがドンと鎮座。
それ齧りながら、モンテプルチアーノをグビリグビリ、至福。
▶︎Codino風ナポリタン
自家製トマトソースと
チェリートマト、ドライトマトの三重奏。旨みの凝縮感が凄い。
世代を超えて愛される、一味違うナポリタンでした。
食べたなー、そして飲んだ飲んだ(笑)
そういえば前回伺ったのは緊急事態宣言前。あまから手帖の取材でした。
その後も、山本シェフとはご近所つながりでコンタクトをとっていて。
緊急事態宣言中もその後も、何度か
シェフは密集しない様に時間を区切っては
地元の子供達に、1日150枚近くのピッツァなどをプレゼントしていた。
世の中がどんよりしていたあの時、
「ピッツァを通して子供達に幸せを届けたい」というアツい想いに
私、すごく共感。
シェフが焼き上げるピッツァを、目の前でガン見する子供たち。
「美味しい料理を作る料理人という仕事が、
子供達の憧れになるといいなぁ」なんて
酔いながらニンマリ、考えていたサタデーナイト。
山本シェフ、スタッフの皆さん、まるでナポリで過ごしてるかのような
美味しい楽しい時間を、ありがとうございました!
「ピッツェリア エ オステリア コディーノ」
(Pizzeria e Osteria Codino)
吹田市豊津町1-46 エクシード江坂ビル1F
06-6318-6522
open :11:30~14:00、18:00~21:45(L.O.)
close:火曜、第1水曜
THE WHO - Summertime Blues