外食大好き。
それと同じくらい、おうちご飯も好きだ。
仕事を終えた後、予定が入ってない家時間はもっぱら
キッチンドリンク&クッキング(笑)。
この日は実家へお肉を持ち込み
ひたすら焼いて食べるナイツ。
仕入れは「ジャパンウエスト」へ。
大阪市中央卸売市場内、マイドプラザにその店はある。
たかひろおじさんや、呉服屋のアニキ、
飲食関係者からいつも噂を聞いてた肉屋さん。
ハンバーグの名手・村井バーグに紹介いただき、念願の訪問だ。
(場外なので、私みたいな一般ピーポーも購入可能)
なんせ肉食なもので。
しかもすき焼きとかしゃぶしゃぶ用のスライスではなく、
ガツンとインパクトある分厚い肉が好きなのだ。
この日は、宮崎牛のランプ肉3kgを購入。
いつもスーパーなどで販売してる薄っぺらいステーキ肉には見向きもせず。
家で塊肉といえば豚肩ロースが多いなぁ。
(豚が好きすぎるのもあるのだが)
ようやく伺うことができた「ジャパンウエスト」
冷蔵ケースに鎮座する、分厚い牛肉に、テンションmax。
また、スネ肉ほか煮込みにもってこいの部位も、
我が家ご飯のレパートリーに入れさせて頂けそうで嬉しいな。
切り分けながら、泡をクイクイやる幸せったら。
赤身の中に、小豆色したサシが程よく。見惚れる美しさ。
アペリティーヴォは、泡と手羽先と。
皮カリ、ジューシー。
チェイサーにビールとなる。
鶏セセリ、脂の甘み引き立てる塩加減ナイス。
そして主役が堂々登場。
まずはしっかり赤身の部位から。
しっかりした肉の味!
噛むほどに、深い旨みと清々しい香りが押し寄せるもんだから
やめられないとまらない美味しさ。
程よく脂がつい切り身も、えぇ感じに焼きあがった。
フォークとナイフでがっつり、といきたかったが
老若男女・大集合だったし、何せ箸屋やから、お箸でつまめるサイズで。
柚子胡椒、山葵、辛子、藻塩、醤油…と、味変楽しみつつ
しっかりした肉の味わいを存分に楽しんだのでした。
ちなみにサイドディッシュは親戚の畑で、数時間前に収穫してきた
茄子、ピーマン、パプリカ、サツマイモ。夏の名残と秋の香りがした。
翌日の昼は、オカンが考案した
「ビビンパ」ならぬ「サバンバ」。
オカンの実家である創業260余年の鯖専門店「
朽木屋」の、
浜焼き鯖を活用した、小浜ならではの郷土丼。
味の要は、甘辛ダレにさっと漬けた浜焼き鯖のほぐし身と、
小浜名産「柑なんば」。
地元産の獅子柚子、米麹、唐辛子を使用した「柑なんば」は
複雑に絡む、辛味と酸味と旨みがたまらん、キャラ立ち調味料。
混ぜ混ぜして味わえば、昼ビール止まらぬ味わいに。
焼き鯖の吸い物も、私にとっては故郷の味。
極みの肉に始まりご当地の魚料理に終わった、1泊帰省。
ようさん食べて飲みました。船井家の皆さん、ありがとう!
これからは魚が美味しなってくる季節だし、
秋旬を味わいに、近いうちに小浜へ帰ろう。
「ジャパンウエスト」
大阪市中央卸売市場マイドプラザ
06-6469-7058
open :朝4:00-13:00
close:日曜、祝日、市場休場日
Johnny Cash - Hurt