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「ユキフラン佐藤」で味わう、四季の物語。

京都・祇園「ユキフラン佐藤」ナイツ。
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シャンパーニュにて幕開け。
「Marguet Shaman 16 Extra Brut Grand Cru」




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▶︎春巻き -蕗の薹、氷魚、ウド、タケノコ-


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ハフハフ頬張れば、蕗の薹の苦みや、タケノコの食感…
春の息吹が香るねー。清々しい旨みも。まとまりがすごくいい。



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▶︎おかゆ
口に含めば、かすかに梅の香が広がる。
佐藤さんに聞けば、「白梅酢に漬けた、ちょろぎを忍ばせました。
 春が近づいてきたなぁって感じで」って、刹那の美味。
フグからとった出汁の、ジンワリ広がる旨みに心ほぐれた。
どこまでも潔く、かつ情緒豊かな料理だこと…。




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「Mann Naturellement Ortel 2016」
エルダーフラワーに通ずる甘やかな香りが印象的。



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▶︎野蒜 山牛蒡 もろみ味噌あえ
この時季らしい、野山のエネルギーを感じる。
コク深く飲ませる味わいだから、佐藤さんオススメの日本酒を相棒に。




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▶︎しもつかれ
北関東地方の郷土料理。
刻んだ根菜と豆、油揚げ、蒟蒻、金時人参、そして大根おろし…。
これ、しみじみ美味しいなぁ〜。
各素材から滲み出る旨みが織りなす、独特の味わい。




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▶︎ごぼうすり流し
堀川ごぼうのヒゲを蒸して、すり流しに。アサリからとった出汁のうま味が響く。



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「Saint Aubin Blanc 1er Cru
 Les Combes Au Sud Dominique Derain」



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▶︎春野菜のからし和え
フグの身とのハーモニー。清々しい味わい。



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▶︎キンメご飯
炭火焼きにした金目鯛がぽってりと。まずそれだけで飲めるのだが、
キンメのアラの混ぜご飯、旨すぎる…。エンドレス系。



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▶︎蕗と松葉蟹
目の前で、蕗を剥いてたかと思えば、清流のような一品に。
はぁ心洗われる気分。
蕗は香り高い。カニの旨みに負けじと存在感を主張する。




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「Il Maiolo Emilia Rosso 2005」
円熟の味。



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▶︎焼き餅 カニ味噌ディップ
これにもヤラレター。餅といえば、唐墨のイメージだけどカニ味噌とな!
濃いめに味付けしたミソにより、餅の甘みと清々しい香りが際立ってた。




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▶︎鯉とタケノコの黒酢あん
ナチュールと日本酒が行き交う幸せ。



そして本当の締めご飯へと
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▶︎菜の花ご飯
ジンワリうまいなー。

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おかわり自由の「白いりごまの漬物」でまた飲む至福。





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▶︎イチゴのシュワシュワ
甘やかな香り心地よく、すっきりとした味わい。
途中で、マール(仏産ブランデー)を回しかけて、一度に二度の幸せ。



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▶︎干し柿とバターのクレープロール
やわめの干し柿とバターのコクが
クレープのぬくさでちょどいい感じに馴染む。最後まで唸る味わいでした。



春巻きから始まり、味わいも緩急のつけ方もオリジナリティ炸裂。
感動の唸りがなんと多かったこと。さすが奇才シェフだけある。
17時に始まり、20時に終えるという奇跡(笑)。
毎度な皆さん、佐藤シェフ、いつもありがとうございます。



「ユキフラン佐藤」
京都市東山区祇園町北側新橋通花見小路東入ル南側2軒目八百平ビル1F奥
075-531-3778(完全予約制)
open :11:30~18:00/18:00~25:00
close:1日・11日・21日・31日(2日前にご予約頂ければ予約可)
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26022671/
※緊急事態宣言中の営業時間は~20:00




by writer-kaorin | 2021-02-23 09:31 | ユキフラン佐藤 | Comments(0)  

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