豊中・豊南町東「かっぱ梶岡」ナイツ。
食や音楽の業界の、大御所の皆さまとともに。
品書きができている……!
「分かりやすく伝えないとねぇ」とは店主・梶岡さん。
部位ごとの味や食感が的確にコメントされてて分かりやすいなぁ。
でも、メニューは梶岡さんへおまかせってお客さんがほぼ100%。(笑)
▶︎佐賀牛 ランプ
焼きの名手がお隣にいらっしゃったものだから
私は撮影と食べることに集中(Kシェフありがとうございます)
シャクッとした歯触り。
清々しい香りが口いっぱいに広がる。
▶︎宮崎牛のタン元
ややしっかり目に焼かれたタン元は
プリンッと弾力を感じ、清々しいエキスが溢れ出るの。
続く、宮崎牛タン下は、噛み締めるほどに旨さ炸裂。
▶︎上ミノ
艶やかな飴色!焼けば、シャクッ、そして甘い……。
なんというか、肉厚なホタテ貝柱のよう。
焼き上げればその素材力、さらには隠し包丁の妙が、
口福をもたらしてくれるのです。
「すき焼き風のランプも食べていただきたくて」と梶岡さん。
小豆色したサシ美しきランプ肉にはタレがかけられ
そして味の濃い、溶き卵が供された。だから、すき焼き風。
焼きのリズムが違う!さすがロックなパティシエ(笑)
溶き卵にくぐらせて味わう。あっさりした味わいのタレとの絡み最高。
それらが、ランプ肉の清々しい風味、上品な味わいを際立たせている。
出ました!
ご主人・梶岡さんが手に持つのは、かの「スーパーハラミ」
濃厚なジュを撒き散らしながら、ほどけるこの感覚が堪んない。
白菜とキュウリのキムチがやってきたもんだから、
お口の中がリセットされ、いくらでも食べられるわこのハラミ。
そして「サガリ」
どの部位もそうだけれど、梶岡さんの肉仕事の美しさに惚れる…。
サガリの焼き上がりは撮ってないけれど
フワッ、フワッとトランポリンの上で跳ねるような感覚でした。
こちらは「ハラミの先っちょ」だと。
どこまでもジューシーだ。
魅惑……という言葉は、かっぱ梶岡のスーパーハラミのためにある。
そんなこと思いながらも、箸を持つ手が止まらん夜でした。
「梶岡さんの肉を知ったら、この店しか来れなくなる。
それは不幸の始まりだ」とは、K先生による最大の褒め言葉!
幸いにも我が家のご近所。
梶岡さんのところでスタミナつけて、この夏を乗り切ろうと思います。
梶岡夫妻、そしてKさん、毎度な皆さん、ありがとうございました。
「かっぱ梶岡」
大阪府豊中市豊南町東3-5-23
06-6332-3824
open :通常は17:00〜24:00
close:月曜
※緊急事態宣言に伴う営業時間変更あり
Joe Hisaishi - Summer