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立秋の「もめん」

心斎橋「もめん」で
コットンクラブ。


■蛸 車海老
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車海老は甘み深く、蛸は梅肉で爽やか。
清々しい。



■松茸フライ
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衣はザクッ。松茸の風味、銀杏のほろ苦さ。
秋が香る。



■鮎 にゅうめん 枝豆豆腐
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だしの深い味わいに、鮎の旨みがじんわり広がる。
奈良・桜井「三輪山本」の極細素麺「白龍」は
極細ながらコシがあり、だしとの調和にただただ唸った……。




■かつお たたき
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すっきりしながらも、脂ジワッな後味。



■あこう 洗い
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食感心地よく、清々しく、旨みがじんわりと。
梅肉の旨みが優しく寄り添っている。


洗いといえば・・・話はそれるけれど
料理人のための和食専門ウェブ・マガジン「和食の扉 -WA・TO・BI-
飲食関係の皆さんにオススメのサイトです。私も編集やライター担当させて頂いてます。
そのサイトの連載「和食を科学する 料理理科」で編集長が執筆している
“洗い”の意外な効果とは? 
https://watobi.jp/ryouririka2021/1005.html
必見です。
そのほかの連載も、なかなか読み応えあるので是非!



さて、あこう洗いの次なる品は……

■焼き茄子 山の芋
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ぽってり肉厚。香りも舌触りも素晴らしい。
透き通っただしの旨みに癒される。



■鱧鍋
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鱧からとっただしにくぐらせて…。
潔く、そして深い。深すぎる味わいなのだ。

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心に最も響く料理ってのは、映えないと思う。
茶色い料理もだけど。私はやっぱりこっちが好き。


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最後の最後まで、余すところなく味わいました。




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そして極みの「もめん定食」。

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木綿さんが目の前で…作り上げる「鰻巻き」。
フルフルッと舌の上で心地よく跳ね、
だしの旨みがジュワッと。鰻も喜んでいたのが、分かる。

水菓子「スイカ メロン」をいただき、フィニッシュ。
至福のときでした。


久しぶりにお会いできた方たちとの有意義な時間。
やっぱり外食のない人生は考えられないな。
コロナ禍ではあるけれど、思考も行動も止めたくないし。
しっかり、自分自身ができる対策を行いながら日々過ごしたいと思う。



「もめん」
大阪市中央区心斎橋筋2-1-3


The Lemon Twigs - As Long As We're Together

by writer-kaorin | 2021-08-31 07:06 | もめん | Comments(0)  

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