いつもお世話になっている皆さまとの「溢彩流香」。
年内ラスト訪問、かな。
2022年は本店の休業を宣言したリンさん。
目に飛び込むもの全てが感慨深く……。
しみじみ、アペリティフ。
ちなみに、阪神梅田本店にできた
■前菜3種
「干し胡瓜のごま油あえ」はバリッと気持ちいいくらい鮮やかな食感だし
「カボチャのサラダ」はリンさんが畑で育てたカボチャが主役。優しい味だ。
「鮭のカボス風味」は塩梅が素晴らしいの。
■鯛と平茸のスープ
豚肉を仕込むときに出ただしを使っている。
その奥行きある旨み、ふっくら厚みのある鯛、平茸の滋味が調和。
心に沁み入る。
■2種の水餃子
白い水餃子は「パクチーと海老」。
パクチーの鮮烈な香りがいい!海老は甘く、少しの豚肉で程よくジューシー。
イカ墨の餃子は「イカと白菜浅漬け」。
旨みは優しく深く。なんぼでもいける、というか食べるほどにお腹空く。
■水晶餃子
透明感ある薄皮は、プルルンとした質感。
豚肉、海老、ニラ、白菜、中国慈姑。その刻み具合よろしく
食感も、噛むほどに広がる旨みの重なり合いも絶妙なのです。
■大根春巻き
コレコレ。リンさんありがとうございます!
どこにもない、大根が主役の春巻き。
ザクッと頬張れば、大根の優しい甘みがじわっと。
次、食べる事ができるのはいつだろう…とこれまた感慨深く。
レシピやコツはリンさんから聞いたので、家で実践。
■中国腐竹(棒湯葉)、甘長唐辛子、海老の炒め
鶏からとっただしを加え、少しのごま油とともに。
海老は艶やか。素材のまとまりと、香りの広がり、なんて端正なの。
■豚バラ肉の黒酢煮
エッジがありながらホロリ……黒酢のまろやかなコクとともに解けた。
■鶏肉と栗の混ぜごはん
優しさに包まれた。
■マスカット大福
リンさん作の大福は、素材感くっきり。
じっくり味わい尽くしました。
テフロンフライパンと家庭用コンロを使い
まるで我が子を思うような愛情を、一品一品に注ぎ込む。
そんなリンさんの料理を味わえるのはいつだろう…。
その日を楽しみに過ごします。
この日は
ハイヒールモモコさん、小山進シェフ、松本隆さん、マッキー牧元さんたちと。
皆さん、ありがとうございました。
「溢彩流香」 (イーサイリューシャン)
大阪府高槻市富田丘町3-12 佐竹ビル 206
※完全予約制・2021年の予約は終了。
2021/10/8 open
「溢彩流香 餃子小厨」
阪神梅田本店B2F「阪神バル横丁」
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