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日本酒肉研究所 itteki @六本木・格之進

六本木ナイツ。

「サブスク会員制」というスタイルで、
日本酒と和牛について、
楽しみながら学ぶことができる店がある。
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熟成肉の名門「格之進肉学校」にひっそり佇む隠れ家。

その名は、「日本酒肉研究所 itteki @格之進」
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会員であるアニキに連れられ、念願の念願の訪問です。
オッシーさんありがとうございます!
(撮影はiPhone&旧デジカメ)

サブスク 会員制とは、
毎月一定の金額を払うと
何回でも利用できるシステム、という会員制。
日本酒ラヴァーには価値のある価格設定だと思います。


コの字カウンター内を行き来する、割烹着姿の素敵な女将。
聞けば、週ごとに(日ごと)一つのテーマを設けた上で
料理と熟成肉と、日本酒のペアリングを
提案しているのだそう。

この日は「夏でもお燗LOVE」。
「暑い夏に弱りがちな胃腸を労わり、
 体内の湿熱を出しながらも体を冷やさない方法、
 そして食材をご提案させていただきます」とのこと。

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「日輪田(ひわた) 生酛純米酒」をぬる燗で。(宮城・萩野酒造)
生酛の「酸」繋がりで、レモンをちょっと搾って。
仄かに、レモネード的ニュアンスが堪らない。
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■前菜4種
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(右から時計回りに)
▷「ピータン豆腐」は
ピータンの塩気とほんのり感じるクセが、豆腐の甘みと心地良く調和。
▷「おかひじきと海老 わさびマヨネーズ和え」は
シャキッ、プリッ、食感楽しく飲ませるテイスト。
▷「冬瓜含め煮」はクリアな旨みに心が洗われるかのよう。
▷「椎茸バター 雲丹」はぐっと飲ませる古生代し
▷「唐墨 春雨」のツルリとした質感、絶妙に優しい按配でまた飲める。


■奥能登「白菊」特別純米酒(石川・白藤酒造)
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人肌燗〜ぬる燗あたりで。
ふくよかな旨みが広がりつつ、キレがある。
さすが、しみじみうんまい。



■ねぎまのお椀
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じんわりと響く、このだしのうま味だけで、飲める。笑
焼きネギの香ばしさが、味わいに深みをもたらす。




■無農薬栽培のビーツコロッケとサラダ
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大好物のビーツがコロッケに?ってテンション上がった。
刻んだバジルとネギを和えたサワークリームと共に。

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女将曰く「ビーツは、胃腸を冷やすことなく、体内の湿熱を取るんですよ」。
この時期の気候やコンディションに合わせた健康的飲酒、堪んないし
ビーツの土っぽい香り、質朴な甘みが心に響く。



■王禄 意宇(おう)
 舟しぼり純米大吟醸 無濾過生原酒
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あゝ、上等。これから始まる、肉料理に
この旨み、酸味のボリューム感は、エンドレスな気配。笑


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熟成肉の名門「格之進」の門崎熟成肉が主役!
外ももの後側にある「シキンボ」をはじめ
肩ロース、サーロイン、など。ここからは学びの肉時間。


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格之進の熟成肉に欠かせない調味料が、この「牛醤-GYUSHO」。
牛肉発酵調味料をベースに、醤油麹や米麹などをプラス。
熟成肉の個性をより引き立たせる複雑味、これはクセになるわ。


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ぬる燗で香ばしさが際立った酒が
肉の熟成香、さらにはメイラードな加減と
素晴らしき相性をみせていた。
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■蜻蛉 純米うすにごり酒 青とんぼ(福岡・若波酒造)
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爽やかな旨みと軽やかな酸がスッと広がった。そして…



■格之進 門崎熟成肉カレー
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お肉ごろごろ。この肉とルーでまた飲めるのです。
辛味やスパイシーさは複雑味ありながら、後味心地よく。
肉そのものの旨みがぐっと引き立っていた。


そして、この一杯が、このタイミングでという至福。

■柳陰(やなぎかげ)
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味醂と焼酎を割った酒「柳陰」は、古典落語の演目に登場したり、
江戸時代〜昭和初期までは夏の冷酒として親しまれてきたらしい。

八海山による米焼酎「よろしく千萬あるべし」と、本みりん「九重櫻」の
炭酸水割り。これは、うだる暑さの一日の、最後の酒にドンピシャ(死語)。
忘れられない一杯になりました。

デザートに「梅干しの梅ゼリー」でリフレッシュ後、
六本木のはしご酒と相成りました。笑


女将に、どのようなテーマで展開されているのか尋ねると
「日本酒、酸味の種類」、「アル添の素晴らしさを知る」
「山田錦の親戚たちを飲み比べる会」
「フルーツと日本酒」「特別蔵元会」、
さらには「美味しい国産ワインだけを楽しむ会」なんてアプローチもあり
9月なら「重陽の節句を楽しむ」「秋上がり、ひやおろし大集合」など。
連日、興味深いテーマ多数。時には蔵元もやってくる。
女将の引き出しの多さと、深いコミュニティに、魅了されっぱなし。


さて。
「夏でもお燗」は、私の体調にピタッとハマりました。というのも
実はこの日、昼12時から6時間耐久で、食べ過ぎ…ほんまに食べ過ぎ…。
そんな疲れた胃腸を労っていただいた気がした。
なぜなら、ペアリングの日本酒をいただくほどに胃がスッと心地よくなり、
杯もお箸も進んだのだから。美味しい学びの時間をありがとうございました。

日本酒と熟成肉、そして日本の食文化を学べる「日本酒肉研究所 itteki 」というコミュニティは、
誰かに「ちょっと聞いて聞いて」って、話したくなるね。
次、伺える日を楽しみにしています!



「日本酒肉研究所 itteki」
港区六本木7-14-16 リバースビル格之進3F
※サブスク会員制
※完全予約制
https://www.instagram.com/itteki_kakunoshin_sake/
https://www.facebook.com/itteki.sake/




by writer-kaorin | 2022-09-02 20:38 | 日本酒肉研究所 itteki | Comments(0)  

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