(ル・キャトーズィエム)
久々に、茂野シェフのお店へ。
時が経つのは早いね〜〜って茂野シェフとは積もる話が多い。
泡を飲み干し、白をグラスで。
黒板の手書きメニューを眺めながら飲める。そしてピッチが早まる。
■ブラータとフレッシュトマト
ブラータはクリーミーで濃厚。
塩をビシッと利かせてて、トマトの甘みが際立ちつつ、
散らした紫蘇の爽やかさがいい。
■サラミとパテの盛合せ
(iPhone撮影)
パテ・ド・カンパーニュは、深いなー。そこに
フロマージュ・ド・テート的なゼラチン質の清々しい旨みがすっと響く。
サラミや、ジャンボンブランも飲ませる。
■■■Steak■■■
最初のオーダー時、
ステーキはどのサイズの肉がいいか、現物がドンッと登場する。
テンション上がるわ。
■山形牛 リブロース
山形の経産牛(12歳)。
黒々しい表面はザクッと香ばしい。
縁に近いとこにある脂は程よい甘みを蓄え
噛むほどに広がるのは赤身の濃さ!そして
茂野さんオススメのナチュラルな造りがなされた赤を呷る。
■赤崎牛 シンタマ
交雑牛のシンタマ。
「赤身の色濃い小豆色、深い味わいは、
しっかりと飼い込まれた(肥育時間を設けた)証」と茂野さん。
艶やかな断面が、ねっとりと舌に絡む。嗚呼、妖艶…。
赤身肉の深い旨みが口中でゆらめき、潔くすっと消えた。
肉を焼き上げる、弾けるような油の音に
泥臭いソウルミュージック、というBGMが心地よかった。
本能に響く、肉の味わいを知ればなおさらのこと。
茂野シェフ、ありがとうございました!
「le 14e」ルキャトーズィエム
京都市上京区伊勢屋町393-3 ポガンビル2F
075-231-7009
open :18:00〜21:30LO(土曜17:00〜)
close:水・日曜