淡路島「リゾレッタ」で味わう島の恵み、秋冬編。

この日は、淡路島を東西南北、巡った…。

島のあらゆる歴史を学び、作り手との出会いやおいしい発見も多々。

ますますこの島が好きになる。

mission completeの先に待っていたのは

洲本にある名リストランテ「リゾレッタ 」でのディナー。

ソアーヴェのスプマンテ

「MONTE TONDO Soave Brut」

ガルガーネガ100%溌剌とした酸と程よい苦味がいい。

飲み続けていたい。というか、飲み続ける。

まず供されたのは「トマトのエキスのスープ」

トマトのピュアな旨みがじんわり押し寄せた。

続く前菜「リゾレッタ・スタイル」は

淡路島のあらゆる食材を、小皿で10種近く。

「コルネ かぼちゃのムース」の生地はパリンと、なめらかムースは優しい甘みを放ち

その上「サザエの肝衣のフリット」は海味炸裂。

「サワラのマリネ」は脂のりすんごい。

ミントとヨーグルトからなるソースの爽やかさと相性良き。

さらに「淡路牛レバーのコンフィ」は風味よろしく

卵と香草のソースで味わう「グリル・ズッキーニ」は味わい濃厚。

「ムカゴのロースト」はホクホク甘くて、皮の苦みが飲ませるわ。

「自家製の生ハム」は塩気よりむしろ、深い旨みや甘みを感じる。さらに

「カンパチのマリネ」「カプレーゼ」…と、

島の恵みだけを用いた、丁寧な手仕事を感じさせる前菜に心ときめく。

「Riva Granda Piemonte Chardonnay 2017」

樽熟シャルドネはトロリ濃密…。

ハーブに通ずる爽やかや酸味も感じながら

ふくよかなそのボディ、何とも妖艶なオーラを醸す。

■淡路産 季節野菜のサラダ バーニャカウダ・ソース

ベビーリーフやラディッシュなどフレッシュな野菜はもちろん、

この下には、茹でる、蒸す、揚げる…と

異なる調理がなされた、淡路の旬野菜が30種以上！

それぞれ素材感くっきり。

とくにゴボウや色とりどりの大根など、根菜類の美味しさが印象的。

バーニャカウダ・ソースによる味の変化も楽しい。

■タリアテッレ 椎茸、ポルチーニのクリームソース

自家製のタリアテッレに、深い味わいのソースがまったりと絡むのです。

■淡路牛 もも炭火焼 玉ネギのパウダー添え

スッと歯が入る繊細な質感。しっとり感この上なく、清々しい旨みが広がった。

玉ネギのパウダーを振って味わえば、モモの味わいがぐっと深く。

はぁ幸せのため息。

■淡路島牛乳のジェラート　さつまいものテリーヌ

島の恵みは、ジェラートに至るまで。

冬の口どけ。そして柿のソースがいい味を出していた。

ビスコッティとカッフェで〆。

秋冬の淡路の恵みが織り成す、井壺シェフならではの技と味を堪能。

なにが嬉しいって季節野菜をたっぷりたっぷり味わえる。だから食後感が清々しいのです。

食後は、井壺シェフに島のこと、島の歴史のことあれやこれやと質問攻め。笑

実りのある時間を、ありがとうございました。

「L'ISOLETTA」

兵庫県洲本市山手1-882-6

0799-25-5260

open :12:00-15:00close、18:00-21:00LO

※月・木曜のディナーは2日前までの予約制

close:火・水曜

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