グルテン・フリー・ラーメン・ラボの新作発表が行われた。
@丸の内・ABCクッキングスタジオ
アメリカ・ボストンで「TSURUMEN DAVIS (ツルメン・デイビス)」を営む
ビーフンでおなじみ「ケンミン食品」がタッグを組む「GF RAMEN LAB」。
グルテンフリーに特化した、孤高のラーメンを開発している。
“世界中の人に、ラーメンのある生活を届けたいんです”という大西さんの信念が、
海外はもちろんのこと、日本国内でも広がりつつあるな実感する今日この頃。
この日のゲストは、
国民的ロックバンドのボーカリストや、料理芸人さん、
人気雑誌や新聞の編集長などメディア関係者をはじめ、錚々たる顔ぶれ。
まずは新商品を紹介しましょう。
「鶏清湯(トリチンタン)のすっきり柚子塩ラーメン」
味の要のひとつが「鶏清湯」。
宮崎地鶏「みやざき地頭鶏(じとっこ)」丸鶏・鶏がら・鶏もみじを、
水と酒だけでじっくり煮込んでいる(香味野菜を使わず)。
透き通ったスープを口にすれば、鶏の清らかな旨みに続き、
柚子皮の爽やかな香りが追いかけてくる。
米粉由来のグルテンフリー麺は、生地に“かんすい”を練り込むことで、
中華麺らしい風味とコシが生まれたという。
滑らかな麺の表面に、鶏油とスープが絡み、噛めば鶏の旨みと見事に調和。
しかもしかも。
食べ進むうちに、1本丸ごと入った唐辛子の程よい辛味がじんわり押し寄せる。
つまり、旨みと香りと辛みが時間差で追いかけてきて、心地よくフィニッシュ。
大西シェフ曰く「味わいの輪郭を際立たせた」柚子塩ラーメンなのです。
麺もスープも具材もすべてがGF(グルテンフリー)。
しかも、「これラーメン屋の味やん!」な質の高い一杯を、
小麦アレルギーの方もそうでない方も一緒に食卓を囲み、味わうことができる。
これって本当に素晴らしいことだなと。
話はめちゃ逸れるんだけど
私の9歳離れた弟が1〜3歳の頃、小麦も卵も大豆もNGで、
母がいつも弟の料理だけは別のものを作っていた
(あの頃は自然食品の店で、特別に購入した調味料や食材を用いて)
皆と違うご飯を食べないといけない悔しさは、計り知れない。
小学校入学の頃には、アレルギーが一切なくなった弟…。母は凄い。
そんな、小麦アレルギーの方や、
小麦グルテンが原因で発症する自己免疫疾患「セリアック病」の方にも
ぜひ味わっていただきたいですし、
「毎日おいしいものを味わいながら健康であり続けたい」と
日々感じている方に、超オススメしたい。
というのも、新商品お披露目会が行われた会場では、⼤⻄シェフと、
DJ・プロデューサー FPM⽥中知之さんによるトークセッションが行われた。
テーマは「グルテンデトックスについて」
FPM田中さんは、いうまでもないですが
DJとして国内外を飛び回りながら、食通としても広く知られる。
私にとっては街の大先輩でもあり、公私共にお世話になっています。
食の業界でも名を馳せる田中さんは、3ヶ月に1回
半月にわたるファスティング(ジュースクレンズ)を行なっておられる。
その回復食にも、GF(グルテンフリー)の食事は欠かせないという。
日々、健康でおいしいものを食べるための“グルテンフリー・デトックス”について
大西シェフと田中さんによるトークセッションは、じつに深かった。
皆さんに録画して聞いてほしいくらいでした!
以前もヘベレケ日記で書きましたが、
個人的には、小麦粉大好き人間だけど
外食のない週末、グルテンを一切摂取しないことがある。(お酒は飲みますが)
翌日は心なしか体がスッと楽になり
ジョギングの身体が軽い(気がする)のです。
そんなウチでは
つらつらとプライベートネタ満載のヘベレケ日記になりましたが
ぜひご賞味ください。自信を持ってオススメします。
「ケンミン食品」代表取締役社長 高村祐輝さん、そして
「TSURUMEN DAVIS」オーナーシェフ 大西益央さん。
そしてFPM田中さん、実りのある時間を、ありがとうございました。
「GF RAMEN LAB」