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南大塚のディープな南イタリア「NELLA NOTTE BLU」 後編

本日は上空で、ヘベレケ日記作成。
この日の続き。
https://kaorin15.exblog.jp/32813522/

幻のような南イタリア料理店
「NELLA NOTTE BLU(ネラノッテブル)」。
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超でかい黒板メニューに書かれた、南イタリア、郷土の味。
プリフィックス・スタイルでいただく料理は、
前菜8品ですでにご機嫌さん。
そして目眩くパスタ、メインへと続く。


■ロリギッタス マグロ胃袋と玉葱、じゃが芋
(Lorighittas)
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サルディーニャの手打ちパスタ「ロリギッタス」。
セモリナとマニトバ(強力粉)からなる、リング状のねじりパスタ。
その跳ね返すような食感に負けじと、
マグロ胃袋のふわっと香る海の香と、ムチッとした弾力もすごい。
素朴さと力強さをあわせ持つ、しぶとい味わい。



■ラザニア サラミ入りトマトソース
(Lasagna)
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みじん切りにした生ハムやサラミなどの端っこがいい仕事をしてるわ。
オレガノをしっかり利かせるのがシチリア流。その風味もあり
溢れ出るチーズは重ったるさなく、ワインを煽るおいしさ。


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サルディーニャのオレンジ
「Bianco Terzo 2017 / Meigamma」を。
じゅんわり顎の奥の方に広がる、しっかりとした果実味が堪らん。



■コトレッタ アッラ パレルミターナ
(Cotletta alla Palermitana)
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パレルモ風カツレツ。牛薄切り肉は、初々しい味わい。とはいえ
パルミジャーノ・レッジャーノたっぷりの衣を纏い
揚げ焼きといった感じか。この旨みと油分、やみつきの味。



もう腹パンでドルチェは入らさそうだったので
「カフェレッチェーゼ」に。
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プーリア州・レッチェという町で愛される、
アーモンドミルクに、熱々のエスプレッソを注いだ一杯。
素晴らしいフィナーレ。

そして気づけば、終電の時間。
食べて飲んでおしゃべりして、ゆうに4時間以上は経過。
明けてしまうのが惜しい夜でした。
ご一緒させていただいた皆さま、本当にありがとうございました。

異国で他国の伝統を守る人。それが熊澤 翼という料理人。
彼はサルディーニャの山の奥地へ修業に出る。
「自分が今、やっていることを再確認したいから」
「歴史的にみて侵略の波を受けていない、
 その土地にしか存在しない味を突き詰めたいから」と。

帰国を心待ちにしています。



「NELLA NOTTE BLU」
https://www.instagram.com/nellanotteblu.insta/

by writer-kaorin | 2023-01-28 15:17 | NELLA NOTTE BLU | Comments(0)  

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