東よりアニキら来る。ということで、
最近、なんやかんやで毎週のように出向く生野区へ。
名酒場巡礼。
1軒目は、某シェフが“浪速のグランメゾン”とも言う
「田島屋」へ。
鯨うねす、分厚いわ。噛み締めるほどに旨みジュワリジュワリと。
きずし、このエッジ美! 紅生姜が絶妙に合う。
ソーセージや焼売など、ビールのお供に最強のアテ揃い。
いつも地元の方々で満員御礼。
この日は2回転目の兼ね合いで、50分限定のアペ呑みでした。
次回は、ありえへんボリュームの鍋を味わいに伺います。
そして来週もお世話になります。
2軒目は、田島屋からぷらぷら歩くこと5分
大阪の名宝「淡路屋直売所」へ。
野田阪神の「酒場ダイガク」のダイガクさんに連れて行ってもらってからと言うのも
公私共にお世話になっている。田島へ来たなら、ここは避けては通れない。
空気も味も人も、何もかもが孤高の名酒場。近所の人がほんまに羨ましい。
毎度お世話になっているアニキ・ナオさんこと
本田直之さん。
江戸料理を継承する秋田の名店「日本料理 たかむら」の店主・
高村宏樹さん、
料理人から信頼を寄せる播州赤穂の極み「サムライオイスター」の
ショーコと一緒に。
牡蠣養殖の現場・視察後の、大阪へべれけナイツというワケ。
ショーケースを眺めながらまずは呑む。
ポテサラ。
このなめらかな質感、卵のコク、芋の香りもシンプルな具も
完璧やな、と満場一致。
■マグロ
香り高い。脂の甘みが舌の上にスッと広がる。
■蒸し豚、スンデ
蒸し豚は、チョジャン(酢味噌)と共に。
スンデ(豚の血入り腸詰め)は清々しい風味で、優しい旨みが広がる。
豚好きとしては、毎日食べていたい味。
■鯨 うねす・ベーコン
凛々しく、味わい上等。
噛み噛み、しゃぶしゃぶしながら、飲み続けていたい。
「YEBISU」プレミアムブラックと。
■ひね鶏ポン
ぶりんぶりん!顎だるくなりそうなくらい噛み締めて噛み締めて
ひね鶏のしぶとい味を堪能。
■とん平
思ってたんと違う。笑
厚みもサイズも半端ない。
そのジューシーさ、卵のグジュッと感、ソースが渾然に。
カラシがナイス、アクセント。
■ツラミ焼
見るからに旨い。味わえばなおさら。
そして添えられた、即席キムチが主役に引けをとらない存在感を放つのです。
ハイボールでクールダウンしつつ
■ビフカツ(イチボ)
淡路屋へ来たならハズせない名作のひとつ。
注文を受けてから切り分けるイチボ。揚げたてのそれをザクッとやれば
肉は濃厚かつ清新な味わい。スッキリとした味わいのデミグラスソースが
見事な調和を奏でている。店主の浜田さんによると、このデミグラスは
どて焼きの肉をゆがいた煮汁、香味野菜、赤ワインなども加えた継ぎ足し系。
深遠でいて清らかな味わいだから、
とどのつまり、飲み物のようにスルスル食べ進むわけ。
■アゴハチ
〆は必ず「アゴハチ」と決めている。
牛アゴ、ハチノス、アキレスも加えて3〜4時間煮込んだそれは
滋味深いなんて言葉を超越した、魂を揺さぶる命のスープ。
ごま油とコショウ、すりゴマのシンプルなエッセンスが、
より一層、おいしさの感動を際立たせるのです。
時間よ止まれなとき。
鮮魚もてっさもてっちりも。おでんも、どて焼きもお惣菜も、
さらには洋食も韓国の味も、高いレベルの旨いの感動。
主人の浜田さんや店を切り盛りする浜田ファミリーとお客さんが作り上げた、
歴史、そしてここにしかない空気にどっぷり酔いしれるのです。
ありがとうございました。
さて。アゴハチのおかげで、胃袋すっきりリセット。
田島の名酒場巡礼から、一路、
堂島川に夜景が映える中之島エリアへ。
最終目的地は、酒場ではなく…
ナチュラルワイン・スパイス料理・お好み焼きの名店「パセミヤ」
お茶目なナオさん。笑
店主・よっちゃんセレクト
マルヴァジーア主体「Ántimes / Cantina Antonioli」と共に
「ホームラン焼き」ナオさんSpecial version!
牛すじネギコンニャク、モダン焼き、豚玉…それらが重なり合い
ワンダフルソースとの見事なハーモニー。
4人で食べ切ることができるのか?
はい、スルスル、完食できたのは「パセミヤ」の味づくりあってこそ。
満塁ホームラン的、感動を呼び起こす味わい。
この日は素敵な出会いもありました。
「農楽蔵」醸造家 佐々木佳津子さん、ご縁に感謝です。
大阪の日常、名酒場巡礼はこれにて幕を閉じました。
ナオさん、高村さん、しょーこ、お疲れさまでした。
ありがとうございました!
「田島屋」
大阪市生野区田島4-6-38
「淡路屋直売所」
大阪府大阪市生野区田島3-5-37
「Pasania - パセミヤ」