「リーガロイヤルホテル大阪」にオープンしたフレンチレストラン「THE RAY」へ。
2022年12月open
「THE RAY」という店名にもあるように
“一筋の光”をテーマにした空間は、「graf」が空間デザインを担当。
エレベーターを降り、エントランスを歩き進むたびに、五感が研ぎ澄まされていく。
そのシーンは、行ってのお楽しみに。
堂島川を見下ろす、清々しいロケーションのなか、
倉員(くらかず)直樹シェフによるコース料理のはじまりです。
01. Amuse
清水焼天目椀
天目椀は作陶家・井筒敏彦さん作。見惚れる。
アピオスのスープに、ミルクの泡仕立て。
質朴な甘みがじんわり広がる優しい味わい。
02. 2ém-amuse
春夏秋冬
一皿で四季を表現している。詳しくは食べてのお楽しみ。
春の清々しさ、夏の爽やかさ、秋の郷愁に、冬の深み。
味覚と記憶のトリガーが楽しい。
03. 1er
オーラキングサーモン
ラタトゥイユ レモンヨーグルト
タルタル仕立てのサーモンは清々しい風味。
ジャガイモとウイキョウのピュレ、ネギのチュイルと共に。
塩レモンがほんのり効いたヨーグルトアイスの清新な後味が気持ちいい。
焼きあがったばかりの温さに癒されるわブリオッシュ。
04. 2ém
パテアンクルト
焼き上がったサブレ生地とファルスの間にコンソメジュレ。
折り重なるような旨みの世界にうっとり。
05. Poisson
舌平目 アーティチョーク ベルモット
白ワインとベルモット、魚のジュを合わせたソースで。
舌平目はサクフワッ繊細。
アーティチョークのほろ苦さも心地よく、インゲン豆やうすいえんどうで春色の味。
06. Légume
ブロッコリー レフォール アーモンド
スモーク、ピクルスなど様々な調理法で
ブロッコリーの魅力を引き出し、一皿に表現。
レフォールとマスカルポーネのアイス、
野菜だしとブロッコリーのソースと。
ブロッコリーの様々な表情を楽しんだ。
07. Viande
ラカン産ピジョン フォアグラ トリュフ
倉員シェフの修業先「ラシェット シャンプノワーズ」のオマージュなる一皿。
フォワグラとともにパイ包みに。
口に入れた瞬間溢れる滋味に、心揺さぶられるのです。
08. Dessert
ライチ フランボワーズ ローズ
ライチはムースに。ローズのパンナコッタと、爽やかな甘酸っぱさ。
有田焼の器にて、ミニャルディーズ。ハーブティーにて〆。
ミーティング、はかどりました。
さて、倉員(くらかず)シェフのプロフィールを紹介させていただこう。
(サイトより引用)
2003年1月 リーガロイヤルホテル入社
「コーヒーハウス コルベーユ」「レストラン シャンボール」「調理部(宴会」」を経て、
2014年に仏・シャンパーニュ地方ランスにある
三つ星レストラン「ラシェット シャンプノワーズ」と、
パリにある二つ星レストラン「ラセール」にて研鑽を積む。
2020年1月、リーガロイヤルホテル京都
「フレンチダイニング トップ オブ キョウト」シェフに就任。
2022年10月、リーガロイヤルホテル「THE RAY」シェフ就任。
“食のロイヤル”として名を馳せる「リーガロイヤルホテル」。
受け継がれてきたホテルレストランの技術と伝統を軸に
新たなクリエーションが光る料理の数々を愉しませていただきました。
倉員シェフ、スタッフの皆さま、ありがとうございました。
「THE RAY」(ザ レイ)
大阪市北区中之島5-3-68 リーガロイヤルホテル アネックス7F
06-6441-0954
open :12:00~14:00、18:00~20:30
close:水曜 ※休業日あり
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