千葉・木更津「KURKKU FIELDS」へ。
「農業」「食」「アート」を軸に、
自然との一体感を楽しめるサステナブルファーム&パーク。
代表は音楽プロデューサー・小林武史さん。
って言うまでもないが、この週末は、友人ファミリーたちと一緒にステイ。
キッズたちもいてたから、大人&子ども目線の「KURKKU FIELDS」体験記。
宿泊はこちらで
「TINY HOUSE VILLAGE」-タイニーハウスビレッジ-
キャンプやグランピングともまた違う、北米にフラッとやって来た感覚。
カエルの鳴き声や小鳥のさえずりが、めちゃ近い。
TINY HOUSEに併設するセンターハウスがまたシビれるのだ。
オールドタンノイに耳を傾けながら、本を読んでいると
ほんま、北米にタイムトラベル。我が家と同じオーディオに囲まれ、癒しのとき。
自社栽培・製粉の全粒粉をはじめ、
千葉・八街市でイタリア品種小麦の栽培・製粉をおこなう
今村さん(イマフン)の小麦を用いてパンに。
なんかもうね、噛みしめるほどに味わい深いのです。
監修は「ル・シュクレクール」の岩永シェフ。
パンたち、いい表情している。
ランチ後は「動物ふれあい体験」へ。(土日・祝日のみ開催)
酪農場で放牧されている羊や山羊の赤ちゃんとのふれあい。
子どもらと動物たち、追っかけっこしてる感じがカワユイの。
その後は待ちに待っていた
ヨッシーこと吉田和哉さんによる「季節の自然観察」の時間。
バイオジオフィルターを通り、きれいになった水は
ファーム内の小川を通り、このビオトープ(池)に流れてくる。
池には、メダカやカエル、ドジョウなど多くの生物が生息していて
豊かな生態系がつくられている。
ヨッシーのわかりやすいレクチャーに、子どもも大人も楽しい学びのとき。
こどもたちは、カエルや、オタマジャクシを見つけ
「みてみてー」とヨッシーに駆け寄る。
吉田和哉さんは「生き物博士」と呼ばれ、
「ヨッシー!」って子どもたちにも大人気。
「KURKKU FIELDS」のさまざまな生き物や植物について、
目をキラキラさえながら教えてくれる。
また、パーマカルチャー(※1)デザイナーでもあるヨッシーは、
「自然の魅力や価値を伝えることが人生のミッションです」と
にこやかに語ってくれました。
(※1)パーマカルチャーとは、暮らしを見つめ、
森をつくっていく持続可能な社会システム。
パーマネント(永続性)、農業(アグリカルチャー)、文化(カルチャー)を
組合せた造語。
お腹がすいたなら、おやつを求めて「ミルクスタンド」へ。
ブラウンスイスのミルクを使ったソフトクリームは、
清々しい味わいながら、じんわりと甘みとコクが広がる。
そしてディナーで食べる食材をとりに行く
「ファームツアー」に参加。(宿泊者限定)
有機栽培で育てる作物をもっと身近に感じてもらえるようにと
はじまった大規模な農場は、約2万坪(7ha)。
現在ではすべての畑で「有機JAS認証」を取得。
ラディッシュ、菜の花、紫タマネギ、スイスチャード…
畑で野菜をかじりながら、収穫体験。
水牛さんとのふれあいも楽しかったし
何しろ、水と土が育む自然の恵みをベースに
有機農業と、酪農・養鶏(堆肥)、クルックフィールズで体感する
循環と食の世界を、楽しく知り、学ぶことができる。
ディナーの時間まで、もうひと遊び!
「クリエイティブパーク」にある
地域の竹を使ってできた、巨大なブランコで思いっきり遊んだり。
旧式スクールバスをリノベーションした「カラビナカー」で
運転手ごっこしたり。
パーク内には滑り台やジャングルジム、ボルダリングもあり楽しみ尽きない!
大人たちは「クルックフィールズのアート」に浸る。
草間彌生「新たなる空間への道標」
Courtesy of Ota Fine Arts (c) Yayoi Kusama
増田セバスチャン「ぽっかりあいた穴の秘密」
(c)2019-2020 Co-production:dot architects/ULTRA FACTORY
人と自然が共生する関係を築いていくための方法を
「KURKKU FIELDS」」は教えてくれる。
そろそろお腹がすいてきた。
念願&魅惑のBBQへと続きます。
「KURKKU FIELDS/クルックフィールズ」
〒292-0812
千葉県木更津市矢那2503
0438-53-8776
営業時間・定休日はHPをcheck