2024/4/15open!
「ビストロ ブルーニー」へ。
「めっちゃお久しぶりです〜!」って何年ぶりかの再会!
寺田元樹シェフとの出会いは、
彼が新地で修業をされていた時代。懐かしい。
その後、甲子園口「クール・ヴレ」で料理長を務められ
西宮で開店した「ビストロ・デトワ」を経て(いずれも閉店)
大阪・福島区にて開業。
フレンチの技を用いた繊細な一品から、
洋食という、どこか懐かしい響きが似合う皿まで
彼が生み出す料理のいちファンでもある私。
この日はワイン通ワイン好き&愉快な仲間たちと。
「VOUVRAY PETILLANT BRUT / Domaine Vigneau Chevereau」
まずはペティヤンという至福。
伸びやかに広がる酸が気持ちいい。スターターに最高。
■仏産 根セロリのレムラード
優しいコクを感じるレムラード。
根セロリのクニュッシャキッとした食感も楽しい。
■スモークサーモン、サワークリームとレモンのピュレ
スモークサーモンの旨みに
レモンのピュレとサワークリームが奏でる爽やかさ、堪らん。
野菜の個性もくっきりだし、モスタルダのような優しい果実味も。癒し。
お次はオーストリアのオレンジワインを。
「MON BLANC / Jurtschitsch」
優しい旨み、凝縮系。
■黒豚のパテ・ド・カンパーニュ&キャロットラペ
コクは深く、余韻は清々しく。
ピスタチオの食感と風味がいい仕事をしてる。
キャロットラペが偉大なる名脇役。
■黒豚ベーコンと温玉、ごろごろ野菜のグリーンサラダ
もう、この黒豚ベーコン(自家製)の存在感たるや。
一切れでグラスが空く旨さ。
水茄子にトマト、葉野菜もたっぷり。
ドレッシングと温玉の絡み具合も最強だった。
「Bulbille 2022 / Domaine Richaud」
良き一本に巡り会えた。木苺のようなチャーミングさ。そのエキス感が沁み渡る。
■鮑のクリームコロッケ
鮑の肝の苦みがベシャメルソースと重なり合う、
最強のクリームコロッケ!
この後、「明石産白甘鯛の鱗焼き」もいただいたが撮影し忘れ。
鱗ザクザク、身はウルウル。グジ好きには堪らんこの火入れ。
魚のビスクソースの深い旨みと共に。
■椚座牛(くぬぎざぎゅう)と鹿児島黒豚のハンバーグ、デミグラスソース
肉のしっかりとした旨みを感じ、そこにチーズの清々しいコク。
デミグラスとトマトソースの重ね技も最高。
しかもミルフィユ・ポテトの香ばしさにも、ハンバーグと同じく魅了された。
■スパゲッティ ナポリタン
これこれー。寺田シェフのナポリタンだ。
ナポリタンらしい懐かしい味わいなのだが
ベーコンはもちろんケチャップに至るまで自家製だから
一味もふた味も違う。コクは深いソースが絡む、麺がまた旨い。
■スパゲッティ トマト風味のカルボナーラ
そこまでトマトが主張するわけではなく、いい按配。
卵黄ジュルリ、ほんのりスモーキーなパンチェッタの旨みが見事に調和。
「マッシュルームご飯が炊き上がりました〜」ってプレゼン楽しく
■炊き込みピラフのオムライス
トマトケチャップソース
断面なんか撮影する暇なし。笑
口にすれば、卵の素朴な味わいとふんわりとした優しい食感。
炊き込みピラフはマッシュルームどっさりで、
その香りと旨みが、艶やかな自家製ケチャップソースと卵と
最高のコンビネーションだった。
ふーお腹いっぱい胸いっぱい。
だけど別腹作動。
■キャラメルナッツのタルト & バニラアイス
デザートも堂々とした、存在感あるわ。
ザクザクタルト生地は素朴でいてリッチ。
キャラメリゼしたナッツのほろ苦甘い味わい、大人味。
そして大満足。
この日も早い時間からお客様で満員御礼。
寺田シェフの長年のファンと、ご近所に住むご夫婦が
カウンターでゆったり、ワインと共に
お料理を楽しまれているのが印象的でした。
ご一緒いただいた皆さん、いつもありがとう!
そして寺田シェフが大阪に来てくれて嬉しいー。
ありがとうございました。
「ビストロ ブルーニー」
大阪市福島区福島7-9-17
070-3244-6311