週末は、大好きなイタリアを感じに京町堀へ。
アペリティーボは100%こちら。
「Punto e Linea(プント エ リーネア)」
ミオバール。
店主・鎌田さんにはいつも本当にお世話になっている。
カッフェにアペに…。近所だったら1日2回は通っていそう。
「なんか今日はカンパリ気分。でも甘くないやつ」とかいう注文にも
その遥か先をゆくアイディアで応えてくれる鎌田さん。
『SPEED STAR』
カンパリスプリッツ(カンパリ&プロセッコ)の
「Punto e Linea」バージョン、とのこと。
なんと長野産のホップ(クリスタル)と
カルダモンの個性を加えている。
口に含めば、ホップのほろりとした苦味や香りと
カルダモンのスーッと抜けるような爽やかさが
カンパリの甘苦いキャラクターと清々しく心地よく調和。
ハッと目を見張る、おいしい感動があった。
鎌田さん最高のアペリティーボを、Grazie!
予約時間定刻。
プントの斜向かいのビル3Fにある
マルケ料理専門「オステリア ラ チチェルキア」へ。
まだ外は明るい。最高やね。
マルケの泡「GAROFOLI」で乾杯。落ち着くわーこの味わい。
◆肉詰めオリーブのフリット
大粒オリーブは優しい按配、ハフハフ噛むほどに肉の旨みじわり。
オリーブは塩抜きしてからミンチ肉を詰めるなど手間ひまかかっている。
◆夏野菜のフリカント
ナス、パプリカ、ズッキーニ…野菜の個性くっきり。
使う素材は同じでも、家ではこうはならない。笑
◆ウサギのポッタキオ
ウサギ肉はホロホロ。
トマト、たまねき、パプリカなど野菜の旨みと
グァンチャーレやハーブの香りが重なり合い、深みのある味わい。
はぁ〜幸せのため息。
”Terramonte”Verdicchio di Matelica
◆羊の玉子炒め
マルケに里帰りしていた連久美子シェフ。
「現地で教わった」という料理の一つがこれ。
前日から丁寧に下ごしらえを施したラムのランプ塊肉に
卵を絡めている。大胆というか、潔すぎるやろ。
ラムは風味がよく、噛めば噛むほど旨味が増していくよう。
何に感動したって玉子!
フルフルじゅんわり、ラムのエキスを吸い上げていて
食べるほどに、ついまた食べたくなる美味しさ。
全てのエキスや優しい旨みを抱き調和させる、玉子の包容力すご。
「Rosso Bello / Le Caniette」
濃厚な果実感でありながらキュッと引き締まった味わい。
◆シンプルなトマトソースとパルミジャーノのタリアテッレ
潔くも、具材はトマトソースとチーズのみ。
自家製タリアテッレもしみじみ旨い。
シンプルだけど奥が深く、味わい深いのです。
マルケにどっぷり浸かる、おいしい幸せな夜。
嬉しいサプライズもあり、良き会になりました。
連シェフ、Grazie!
「プント エ リーネア(Punto e Linea)」
大阪市西区京町堀2-2-11
06-6448-3456
「オステリア ラ チチェルキア(Osteria La Cicerchia)」
☎大阪市西区京町堀2-3-4 Sun-Yamato Bld.303
06-6441-0731
2025年の復活ライヴ、絶対行く。