大阪・上本町
「TAVERNETTA da KITAYAMA」
北山シェフのお店で。
スターターは
「Franciacorta Brut NV /Ferghettina」
どこまでも上品で澄み切った味わい。1杯じゃあ終わらん。笑
◆ブッラータチーズ とうもろこしのクレーマと生ハム
クレーマはぽってり濃厚、ゴールドラッシュの深い甘みが堪らない。
ブッラータはどこまでもミルキー、生ハムの按配もナイス。
自家製のフォカッチャは、素朴でしみじみ旨い。
◆モンサンミッシェルのムール貝・枝豆のクレープ
レモンクリームソース
ムール貝は小粒ながらピュアな旨み凄くて、枝豆はホクホク。
クレープは普通の生地よりも卵多め、かつもちっとした食感。
レモン香るコクの深いソースと合うなー。トマトがまたいい仕事をしている。
北イタリアではクレープもパスタ料理の一種らしく、
そんな話を聞きながら味わうのも楽しい。
◆ヴェスヴィオ 仔羊すね肉と
スカルモツァ・ズッキーニ
ナポリ・ヴェスヴィオ火山型のショートパスタ、大好物。
仔羊すね肉はホロホロだし、そのマイルドな甘みと香り、
スカモルツァ(燻製)やズッキーニのジュワリな旨みが、パスタと混然に。
エンドレスで食べ続けていたい系。
◆豚ホホ肉のバルサミコ煮込み モデナ風
バルサミコ酢の聖地・モデナ風。
その豚ホホ肉は、ホロホロ。グッと深いコクを感じながら
優しく、後味は清々しく。そこに根セロリのピュレが寄り添う。
「Rosso di Montalcino DOC 2021
Ciacci Piccolomini d’Aragona」と共に。
エレガンテで奥ゆかしい味、だけど程よい酸味も。
バルサミコを惜しげもなく用いた、豚煮込みと見事に呼応していた。
本町からこの地へ移転し、ひとりで店を切り盛りする北山シェフ。
“ワンオペ”だからって品数を減らしはしない。
黒板にびっしり書かれたメニューには、
ウサギのテリーヌや、オッソブーコなど、
北イタリアにルーツを持つシェフらしい肉料理も健在。
しかもチャリで鶴橋市場通いが日課に加わり、魚介メニューも増えたから
手書きの品書きをアテに飲んでしまう。むしろメニュー決めきれなかった。笑
裕子さん、北山シェフ、いつもありがとうございます!
そうそう裕子さんこと鈴木裕子さんは(Office musubi代表)
日本初のフードインキュベーター
「OSAKA FOOD LAB(OFL/大阪フードラボ)」生みの親であり、
「2025年大阪・関西万博」有識者懇話会委員も務めておられる。
その「OSAKA FOOD LAB」で11月、おもろいイベントが開かれます。
「WORLD FOOD MARKET」vol.3. India!
「TAVERNETTA da KITAYAMA」タヴェルネッタ ダ キタヤマ
大阪市天王寺区石ヶ辻町1-6
06-6777-3784