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「NELU 高麗橋」歴史を刻む、新星フレンチ

大阪・北浜
築110年以上の歴史を刻む高麗橋ビルに
フレンチレストランが誕生。

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「NELU 高麗橋」
2025年4月22日open.
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赤煉瓦造りの洋館は、
東京駅を手がけた建築家・辰野金吾氏が設計。
1912(明治45)年に竣工した「旧大阪教育生命保険ビル」。

かつて、「シェ・ワダ」が本店を構えていたことでも有名。
あの頃はエントランスで、和田シェフの大きな愛犬が
寝そべっていたなぁ……と当時を懐かしく思う。


目に飛び込むもの全てが圧倒的なオーラを漂わせている。
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詳しくは後ほど伝えるとしよう。


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メインフロアへ。この重厚感がたまらなく心地良い。
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RM Champagne
Charles Pougeoise Brut Premier Cru
シャルドネ100%。
しなやかな酸と心地よいミネラル感。すっきりとした余韻がいい。



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そら豆のスープ
優しい風味と甘みのなかに、
炒ってパウダーにしたそら豆の、ほろ苦さがふうわり広がる。
そしてLeicaの露出、間違えた。



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サザエのリゾット
肝のほろ苦さと、
クレソンのピュレの優しい苦味が共鳴。
春の海が脳裏をよぎる。


ここからは「謎解き」のような料理名が続く
これが楽しいの。
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LIKE FOOD
いかばんかん
コリッコリのイカに、河内晩柑の泡、キャビア。
忍ばせたキウイやトマトの酸味、
河内晩柑の皮のホロリとした苦味が重なり合う
爽やかな一皿。




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WHITE
肝 竜髭菜
「竜髭菜」と書きアスパラガスと読む。香りが良くて甘いわ。
鶏の白肝とマデラ酒、ポートワインを軸にしたソースは
デュクセルの旨みを効かせた優しく深い味。
徳島産・椎茸のフライとともに。



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SUI
青葉若菜の候
スナップエンドウ、ピーマン、ズッキーニ、キュウリ、菜の花、チンゲンサイ
さらには、コゴミ、ワラビ、コシアブラほか
緑の野菜や山菜の、食感や香りの違いが心地良いね。
黄身酢のソースは少しのマスタードがいいアクセントになっているし
乾燥ライムのパウダーで爽やかな余韻。
ギリギリの塩味もナイス。


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Malterdingen Weisser Burgunder 2022
Bernhard Huber
ヴァイサーブルグンダー(ピノ・ブラン)100
口当たりはさっぱりしつつ、
樽香が広がり、まろやかリッチな余韻。


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HOHO
米粉焼
HOHOは牛ホホ肉のことか〜!と盛り上がる。
香味野菜と煮込んだ後、
米粉をまぶして香ばしく焼き上げたそうな。
ソースは深みと心地よい酸味を感じるし、
人参ピュレの濃密な甘みが名脇役。




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SEA BASS
パイ包み

スズキのパイ包み。
帆立と鱧、海老のビスクを合わせたムースを重ね
パイ生地で包み焼き上げている。
香ばしさの中に、魚介の透き通った旨みを感じ、
忍ばせた大葉の清涼感が実に良い。
王道・ソース ショロンと共に。
ベアルネーズにトマトの酸味が重なる安定のおいしさ。




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UTSUNOMIYA
北淡 IC 左折

この謎解きは難しかった!
北淡ICを左折した地で、
“淡路の牛太郎”こと宇都宮さんが育てる但馬牛
そのフィレ肉はしなやかで、香りも味わいも深い。

「NELU」のグランシェフ・木村福孝さんから、
生産者のエピソードを聞けば聞くほど、
メニュー名の意図を感じられたのだった。


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Goulee by Cos d'Estournel 2016 と共に。
ブラックベリーのような風味に続き感じる端正な味わいが、
研ぎ澄まされたソースと共鳴していた。


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RADISH
蜂蜜
大根の香りと味わいのアタックが凄い!
この驚きは、食べてみてのお楽しみに。



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KORAIBASHI
苺菓子
フランボワーズのメレンゲの上に、クレームダンジュ、
フレッシュなイチゴや、繊細な飴が層をなす。
その味重ねや食感のバランスが見事。

苺のジャムには唐辛子をほんのり効かせ、
ディルの花は清涼感を放つ。
ギネスビールのパートドフリュイを添えるなど
ちょっとしたエッセンスがいい仕事をしていた。


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小菓子とハーブティーでフィニッシュ。


木村シェフは
神戸の老舗フレンチで経験を積んだ後、渡仏。
現地の星付きレストランや、
M.O.F.(フランス国家最優秀職人章)受章シェフのもとで、
技を習得し帰国。
2018年「THE SORAKUEN」開業とともにグランシェフに就任、
その後「NELU 高麗橋」のグランシェフに。

フランス料理の古典を大切にしながら、
現代的な解釈や、木村シェフらしい遊び心が重なり合う
緩急のついたコース構成。
モダンな仕立てでありながら、
主素材の存在感が際立っているのも印象的だった。

この日はディナーに伺ったが、
ランチ、さらにはアフタヌーンティーも楽しむことができる「NELU 高麗橋」。

館内を見学させていただいた。
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絨毯ふかふかの階段を上りゆけば、
ウェディングにふさわしい部屋があり、個室あり。
2Fの内装は「シェ・ワダ」の頃から変えていないという。
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重厚感ある外観、見飽きないね。
「NELU 高麗橋」がこのビルディングの歴史に
また新たな1ページを刻んでくれることでしょう。



「NELU 高麗橋」
大阪市中央区高麗橋2-6-4
080-9015-0189
https://www.instagram.com/nelu_restaurant/


by writer-kaorin | 2025-05-02 09:00 | =プライベート= | Comments(0)

 

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