メルボルンから知人が来日。
シェフおっくんとBenと、うめきたクルーズの一日だった。
ランチの模様は追って紹介するとして。
待ち合わせは「タイムアウトマーケット大阪」で。
まだ外は明るい時間に、幸せのアペリティーボ。
「Saboten Taqueria」(サボテン・タケリア)の
選べる2種のタコスから、
「フィッシュ・タコス」と「ポーク・タコス」を
2セット、チョイス。
好みのタコスを選べるのが嬉しいね。
青とうもろこしを用いたトルティーヤは香りたかく、
ポークはホロホロ。その旨みとサルサの清々しさが共鳴。
フィッシュはザクふわっ、白身の繊細なテクスチャーが堪らん。
チレを効かせたまろやかピリ辛ソースが、胃袋をキュンと掴む。
ビールを煽る、至福のアペだった。
そんな「タイムアウトマーケット大阪」で
パーティープラン(宴会・グループプラン)が始まっている。
詳しくは
Lmaga.jpをチェック。
来週、ワタシはメディア関係の忘年会で楽しむ予定。
キンと冷えた夜気がくぐる、うめきた公園を抜けていく。
その先で私を呼ぶのは、
キタが誇る名酒場
「すえひろ」
うめきた公園から徒歩3分の場所に酒場遺産。
このギャップがたまらない。
店先に立った瞬間、ふっと鼻先をくすぐるのは、上品なだしの香り。
暖簾をそっとくぐれば、ぎっしりと種が並ぶおでん鍋の湯気が、
まるで「おかえり」と迎えてくれる。
おでんと酒が、いちばん恋しくなる季節。
コの字カウンターのどの席に腰を落としても、
ここではもう、最高の夜が始まる予感しかしない。
付出しは「鱧皮ときゅうり」
"鱧皮ザクザク”という名で親しまれる大阪の郷土料理の一つ。
大阪では昔から、かまぼこの原料に鱧の身が用いられていた。
残った皮は、キュウリと和えて酢の物にしたことで"鱧皮ザクザク”が生まれたとも。
キュウリのサクッとした歯触りと、
鱧皮の噛み締めるほどに広がる旨み、三杯酢の按配が
個性を出し合い、渾然一体に。あー次の酒、ください。
泡好きの集いだったので、
シャンパーニュ(RM)という振り出しに戻る幸せ。
Frédéric Maletrez
Champagne Brut Tradition
爽快な果実味と酸味。すっと体に馴染む、軽やかさがいいね。
■こんにゃくの煮物
しみしみ。その味の馴染み具合にニンマリ。
もう一品は、茄子の炊いたん。郷愁の味わいだ。
■お造り3種
「鯖 生ずし」はこのエッジに見惚れるわ。
脂の甘みを感じる浅めの〆加減が好き。
「本鮪まぐろ」は上等、上品な味わい。
アオリイカは深い甘みが口中を占拠する
■う巻
フルフル揺れるだし巻きのなかに、
鰻の蒲焼きがゴロゴロと。甘醤油ダレと粉山椒のバランスもお見事。
食べ続けていたい、そんな魅惑の味わい・
ほなそろそろ、おでん、いっときますか。
豆腐、玉子、牛すじ、鯨コロ、梅焼。
どの品も、煮込みの加減がいい感じなの。
女将は、鍋につきっきり。いい頃合いの種を、器に盛ってくれる。
「黒牛 純米吟醸」をツィーッと。
まろやかさとコクが、
おでんのだしの旨みと最強タッグを奏でる。
巾着はネギ派だ(餅かネギを選べる)。さらに
椎茸、ちくわ、ロールキャベツ。
素材それぞれの存在感はもちろん
練り辛子までもがしみじみ美味。
気づけば、指先までぽかぽか。
湯気に包まれ、だしに浸り、酒にほころぶ。
そんな冬のご褒美がここにはある。
今夜もまた、「すえひろ」のおでんに
身も心も甘やかされてしまった。
奥野シェフ、Ben-san、楽しい夜をありがとう。
「タイムアウトマーケット大阪」
大阪市北区大深町5-54
「おでん・一品料理 すえひろ」