なにわ的「地産地消」
それは、地場素材にこだわったお料理を頂ける
「Sakai Style Dining 暇」(←イトマ)
しっかりと地に足をつけた「地産地消」に
取り組まれているなぁと、日々感心。
取材で何度かおじゃまさせて頂いたが、
今回、初めて、じっくりディナーの夜。
暇さんには、こだわり[三大素材]というものがあーる。
料理関係者なら知ってる人も多いと思いますが、
◆犬鳴ポーク
泉佐野の川上さんが育てる、希少な豚肉。
臭みがない!脂が甘い!
◆河内合鴨
生産者は津村さん。合鴨の孵化から、飼育、卸、小売業を
手がけているため、新鮮かつ安全。朝ビキの最高級合鴨らしい。
◆大阪梅ビーフ
ここの生産者(堺市・原野さん)、チョーヤと提携し
梅酒を漬け込んだ後の梅干しを食べさせて育てている。
ビタミンEが他の牛と比べると多いらしぃ。
このほか「岸和田夢想丸」という
岸和田でしか作っていないブランド卵とか、
言わずと知れた「浪速野菜」、
堺市で作っている香辛料とか
「大阪に、そんな素材あってんや!」と発見多し。
まずは付き出し
「子持ちやりいかの有馬煮」

最高の肴(^^)
有馬山椒のいい風味。これで2合は飲めそう
出た!河内合鴨
「河内合鴨の造り盛り合わせ5種」

・砂肝・ハツ・キモ
・ササミ・ロース
フォアグラのようなキモだった…。
ロースは、ワサビ&醤油で。
いずれの部位も味が濃厚で、噛むたびに
脂の甘みが口中に広がる。
こんれ、うんますぎ!
「ウナギの白焼き」

こちらは本日の厳選素材。
肉厚&身があま〜い!
ちょっぴり醤油をつければ甘み倍増。
「犬鳴ポークの角煮」
暇さんの名物料理。

脂っこいソレではなく、意外にあっさり。
身の締まり具合がえぇ感じ。
噛むほどに旨い系ー。
「岸和田夢想丸のダシ巻き」

トゥッルットゥルン〜。
ここのん、箸が止まらぬ…<旨!>
Highコレステロールを忘れてもた…(^^;)
と、その前に…
「岩ガキ」
「造り5種」←泉南の魚も!
でもって、シメは土鍋ご飯
「アナゴと枝豆とトウモロコシの炊き込みご飯」

料理長・加山さん自らが…

でででで・・・見て!
このツンと立った美しき米!
艶々!

米あんまり食べないカオリン、
思わずおかわり、な旨さ。
大地の恵みに感謝しながら、というか
素材の大切さ、そして生産者の想いをしみじみと感じながら
一口一口、味わいたくなる料理ばかり。
わざわざ行く価値のある、ステキなお店です。
by writer-kaorin | 2007-07-20 03:55 | Sakai Style Dining 暇 | Comments(1)
