「海力」、魅惑の寿司
とあるステキな会があり(ありがとうございます!)
大阪・緑橋にある「海力」さんへ。

結論、
はぁ〜〜っ・・・の連続。
江戸前の仕事をした寿司でもなく、
かたや新鮮なネタを尊ぶ関西のそれでもなく、
なんというか、ご主人・金田さんの心、そして蓄積された素晴らしき発想を
びしばしと感じさせてくれる、にぎりだった。
・付き出しは、南瓜と蛸の頭の煮たのん

・ヒラメ昆布締め

・のれそれ 黄身酢

・河豚と、 肝のせ

・アオリイカの炙り、カラスミがけ

・ドロエビの沖漬け & 外子

・酒は「三谷藤夫」

風味豊かでキレよし。
・ドロエビのあたま

・ちょっとだけ炙ったシャリ×炙り桜肉の上に、なんとウニ!

ウニの甘みが後味じんわりと。
・淡路の活け穴子、梅醤油で

・コハダ

ここで、島根の名酒「王祿」へ。
日本酒としての力量、抜群。麹のしなやかな力強さ、重厚な旨味!
・ノドグロ×肝

ハラリと崩れゆき、溶けゆく〜
・河豚で巻いたカニ外子、イリコ、そして菜の花

みずみずしいお寿司、とでも言うのか!?イケます♪
・姫アワビと、その肝

・名物「ばくだん」

さまざまな食感、旨味が舌に響くが、まとまりは見事だわ。
・太刀魚炙り

バルサミコでコクを補う、しかし着地点はちゃんと寿司。
素晴らしき逸品
・活ダコの炙り、自家製このこ

・富山のシロエビ

・筍の土佐煮

・サヨリ レモン、柚子、塩

・煮穴子

・子持ち昆布と葉わさび

・活けの毛ガニ

・ホタルイカも自家製の沖漬け

・玉子

・鯖炙り

ラストは
・鉄火巻きとかんぴょう巻き

と、ここまで一切醤油をつけることなくいただく、
ご主人・金田さんの発想と技。
口中で繰り広げられる、様々な食感や味重ねは、
いろんな感覚を研ぎすませて立ち向かいたくなる、といった気分になった
素晴らしいひとときなのでしたー。
「海力」
大阪市東成区中道2-4-4
06-6974-1239
17:00〜23:00LO
水曜休
by writer-kaorin | 2008-03-09 02:44 | 海力 | Comments(6)

なかなか機会がないですよねぇ。
このエントリーを見てかなりモチベーションが上がりました!
(シロエビが大好きです)
沿線住民ですので、必ずシロエビのあるうちに行ってみます。