昼酒 @ なかひがし
千歳マラソンが近づくにつれ、
走れば走るほど、After runningは、
水よりやっぱビールがマジ旨い。
まぁ、走らなくても、昼酒がキモチイイ、えぇ季節になってきました♪
でも京都は、暑かった…。日の照り具合が、大阪とは微妙に違う、強さ。
この日はめさお世話になっている某氏に連れられ「草喰 なかひがし」さんへ。
・八寸
うこぎ・鹿生ハム/鰻の稚魚/〆鯖のちまき他
ため息でるほど、お美しい…。和的、ガルグイユ。
山里の旬素材の力強さ、圧倒されるくらい舌に響く。
と同時に、生命をいただいている、そんな有り難さ、しみじみ。
器には菖蒲も添えられ、& ちまきといい、端午の節句がある5月ならではの趣。
・ぎぼうし白和え
これもそれも、いただくにつれて、カラダがキレイになりそな感じ。
・椀物は、新玉、きぬさや、女将さんのご実家で造りはる「白味噌」仕立て
実に優しく上品な甘さで、旨みもさりげなくじわりじわり。
この白味噌椀は未体験ゾーンだった…。
・岩魚、あさかぜキュウリ&三年つけた熟成味噌、葱坊主
天然の新鮮なもんやないと身離れ、こんなに美しくならん、とか。
さっぱりの加減酢ゆえ、なおさら食欲増進(笑)。
・TSUGANE BEAU PAYSAGE Chardonnay 2006
ニッポンのワインで、旨!と感じたのは、そんなに多くないのに、
これはすごく好きな味わい。
「なかひがし」さんのお料理を、心底愛されているゆえのセレクト
両者の素晴らしい響き合いでした。豊かなミネラル。しみじみ旨い。
ワインひと口
そして岩魚、最後のひとくちを食べようと思いきや
「いや待て!」
・土鍋ご飯@ひとくち、に…
・岩魚のせ、ひとくち丼!
そして、贅沢なひとくち、頬緩みまくり。
・緋鯉&真鯉
真鯉はお造りで…。
大根も(さやだいこん?ほか)3種あって、味わいの違いが楽しい。
で、、
・鯉&花山椒丼!!
・炊合せ
淡竹、わらび、いたどり、琵琶湖の稚鮎
汚れたカラダが、ドロドロ血が、徐々に浄化されていく。。気分。
目の前でけっこうな時間、じわじわ焼かれていたメイン君の登場。
・鴨 炭火焼き
木の芽や花山椒とのマリアージュ、凄すぎ。
こんなに旨い鴨、初めてカモ。
・わらび のり巻き
・鴨まみれ丼
噛めば噛むほど、鴨の深いコクとご飯の甘みがびしばし押し寄せた…。
・おひたし。山うど、レタス
・鯉の鱗ほか(名前忘れた)
・メインディッシュ
久しぶりのご飯が、こちらやなんて…。
その美味しさ、感無量(--)
ご主人、「フランスもバリもありますよ〜」って、
・パリパリ、バリバリのおこげ
(其のギャグ、ツボ入ル)
・デセール
とまぁ、かなりの品数をいただきました。が、
食べれば食べるほど、お料理ごとの味わい、それぞれの魅力に圧倒され、
なおかつ体内が浄化されていくようなこの気分は、何なんだろう…。
ご主人・中東久雄さんは、我が故郷・小浜との繋がりが
とっても深いお方。次、おじゃまできるときは、
小浜トークに萌えてしまいそう(笑)。
そんなご主人の軽快なトークの渦にはまってしまい、
麦酒、日本酒、ワインのほろ酔い加減も重なり合い、
んもう、言葉出ません。。幸せすぎました。ハマりました…(--)
『草喰なかひがし』
京都市左京区浄土寺石橋町32-3
tel : 075-752-3500
open :12:00〜14:00、18:00〜21:00
close: mon
by writer-kaorin | 2008-05-27 23:12 | なかひがし | Comments(6)
それにしても品数が多いですけど、山菜や野菜中心だから、
一杯食べられるんですね。
食材を使い切ること、組み合わせ、基本的な料理のレベルの高さ、いろいろと学ぶことが出来ました。
ほんと素敵なお店ですね。これでまた一つ目標が増えたので、うれしい限りです。