「究極の善道会」へおじゃましました☆
この会の主旨は、
“街の中華屋のような気軽さ”で超人気を博している
北新地「善道」さんにて、
店主・井川善道さんに、ひと暴れして頂こうという貸切の会だ。

まずは、善道さんより本日のメニューの発表〜♪
「そんなメニュー、善道で聞いたことない!」と、皆テンションUP!!
乾杯〜!とともに、めくるめく善道ワールドのはじまり〜。
まずは前菜が5種。
*剣先イカ、枝豆、雪菜、雲丹

イカのプリッと心地よい弾力に続き、
雲丹の海味が口中に押し寄せる。
漬けた雪菜の程よい発酵感、いい風味。
*ホタテ 老酒漬け

老酒のコクが染みたホタテは、繊細な身質。
そして、何て甘いの!
程よく漬け込まれたニガウリは瑞々しく、ほろりとした苦味がいい。
*クラゲとプチトマト ライチ漬け

ライチの南国的香り&甘みに、
クラゲとトマトを組み合わせるとは!
想像していたイメージを、ことごとく覆された、
善道流・トマトの甘酢漬だった。
*和牛のタタキ 中華風バジルソース

肉は透き通った脂の甘みが印象的。
バジルの爽やかな香りで、後味すーっと軽やか。
お酒、撮影し忘れだけど
泡・白・赤がズラリ、なんとサロンまで♪
そら飲みすぎてしまいます(汗)
*ハモと冬瓜 椒麻ソース

ハモは透明感ある身質、夏の風味が心地よく
冬瓜は、だしで含め煮にしていて、うま味がじゅわり。
梅干のような酸を感じるソースからは、花椒の香りがふうわりと。
*脆皮鶏

「北京ダック、ウチの極狭厨房では作れないから」。ということで、
骨付き鶏モモ肉に、熱い熱い油を何度もかけ回して、
皮目をパリリと仕上げた一品。
歯を当てると、パリリッ。その皮だけでなく、身がとにかく旨い。
味が濃く、どこまでもしっとり。
五香粉塩(自家製)のほのかなスパイス香、すこぶる合う!
*大排翅

いわゆる、フカヒレの姿煮込み(モウカザメ)だが、
そのボリュームに目がテン!
厚みがあり、煮すぎていないから、クニュッ、シャクッとした質感も健在。
モヤシと黄ニラがこれまった・・・いい仕事をしてるんです。
*賀茂茄子、フォアグラ、サツマイモ

茄子のジューシーさに、フォアグラの存在感が覆い被さる。
黒酢ソースのコクが広がるだけでなく、
特筆すべきは、マンゴー&ミントのソース。
マンゴー、ミントという両者の個性、主張しすぎず、でも控えめでもなく
そのバランスに、キラリとセンスが光る。
*このわたとA菜のXO醤炒め

XO醤の複雑味により、飲ませる炒め物だ。
A菜の、仄かな苦みが好き。
*魚蒸(キハタ)

身はムッチリ、程よい弾力感。
中国醤油のコクとネギ油の香ばしさが絡みます。
*ウナギ炒飯

この黒炒飯、ハマッた!
パラパラ具合も好きだし、
ウナギの風味とメイラード的なタレの味が口中を占拠する。
*上湯

具なし、という潔さ。
すこぶる上等な味わいにつき、五臓六腑に沁み入るわぁ。
*甜品(杏仁アイス、あずきババロア)

やや固めのババロア。あずきの自然な甘みと、
冷たい杏仁アイスの香りが、よう合うてた。
以上。
おそらく、善道さんにおじゃました方ならお分かりだと思うが
店では全く、供していないメニューのオンパレード!
しかも、いつも通りおひとりで全ての調理をこなしていた。
さすがっす善道さん。
彼は、ザ・リッツカールトン大阪『香桃』での修業をはじめ、
『點みやざわ』で料理長を務めたことも。だからこそ、この振り幅の広さなのだ。
始終、テンション上がりっぱなしでした♪
幹事の新宮さん、同席させて頂いたタムタムをはじめ
ご一緒させて頂いた皆さま、いつもありがとうございます!
ご馳走様でした☆
※「善道」さんの通常メニューではないので、どうかご了承ください:
「中国菜&麺 善道 〜ZENDO〜」
大阪市北区堂島1-3-14 堂島平八ビル1F
☎06-6345-1122
open : 18:00〜翌2:00
close: 日曜、祝日
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