串かつ 一口 @尾道 昭和の香りと、三代目の新風と。

尾道「ビズー」を後にし、目指すはあの名店。
外はまだ明るい。小躍りしたくなるくらい嬉しい。
なぜなら、まだたっぷり飲む時間はあるのだから。(笑)
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旧き良き繁華街をてくてく歩けば
スナック、スナック、お好み焼き、またもやスナックの文字。
昭和エレジー。尾道ならではのこの空気感、好きやわ〜。



そして到着した「串かつ 一口」
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開店前。席を確保したいお客さんで待機所は賑わっている。
基本的に予約不可。待っていた客が順番に、入店できるシステム。
この日も1回転目に入ることができなかったお客さんが多くいらっしゃった。
3回転はするそうで。その理由は、串かつを食べた瞬間、分かる。



「一口」の大大将の至近距離。カウンター特等席に座らせてもらい乾杯!
この店の数十年の常連オカザキさんに感謝です。
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厨房を覗けば、2年前伺ったときと雰囲気は一変。
御歳81歳である大大将の、
お孫さんが修業から戻り、厨房に立っておられるではないか。
その微笑ましい光景に、思わずビールが進む。

しかもだ。カウンターの縁や、品書きがかけられた壁、厨房もそうだけど、
今すぐに作ろうたって作れやしない、年月の経過を感じるのだが
ダクトはピッカピカ。揚げ油のあのもわっとくる匂いも全くしない。
目に飛び込むもの全てが、清潔なのだ。



のれんに「串かつ」とあるが、ここ一口の串ネタは
瀬戸内で獲れた魚介がメイン。
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まずは「キス」が登場。「レモンを絞って、塩でどうぞ」と大大将。


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アッツアツ。ハフハフやれば、軽やかな衣から透き通った身が顔を覗かせ、
甘やかな香りがぶわ〜っと追いかけてくる。



●小イワシ
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超がつくほどの期間限定。
運良く出会えた小イワシに醤油をジュッとかけて。


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ざくっと小気味よい食感。身はふぁふぁ、儚いくらい繊細。
私が小さかった頃、家の近所の浜辺で釣りをしていた
あのシーンを思い出す、懐かしい香りがした。



●エビ
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衣の具合がかなり良い。ざっくりしながら、軽やかでいて品がある。
蒸されたエビは、しっかりと味があり、質朴な甘みを撒き散らす。



●ニシ
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「ニシ」とは「アカニシ貝」のこと。
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小さなレードルで串にタレを直接かけ、パクリとやれば
ニシの濃厚なエキスが勢いよく溢れ出る!なんて甘いんだ。



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ジョッキの酎ハイ。
感動すら覚える串の数々に、飲みのピッチが加速する。



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「穴子」のお出ましだ。

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まずは、レモンと塩で、穴子が放つキレイな風味
厚みがありながらとっても繊細な身の、ふくよかな甘みを楽しみ


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続いて、反り返った皮目にたっぷりの山葵醤油をのせて味わいます。


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穴子が持つ、深い旨みをダイレクトに感じ、
あんなにたっぷり山葵をつけたのに、ツンとした辛みはない。
むしろ、山葵の清々しい香りの余韻が気持ちいいの。
厚みがある大ぶりの穴子だったけれど、思いの外、軽くってするする胃に収まった。



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ビールに舞い戻る。大大将の前で、飲んで味わって。
ほんのちょっぴりの緊張感はいつしか、居心地の良さへと変わりゆき
時よ止まれな楽しい時間。



●トンから
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常連さん限定の裏メニュー。豚バラ肉の素揚げなのだが
赤身の嚙みしめるほどに広がる味わいと、ジュワッと弾ける脂の甘み
これはもうね……豚ラヴァーには堪らない一品だった。



●タイラギ(貝柱)
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ザクッ、シャクシャクッと歯ざわり楽しく、
旨みの嵐が押し寄せる。



●アサリ から揚げ
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名物メニューの一つ。聞けば、ここ尾道に
アサリの殻剥きを生業にするおばあちゃんがおられるとか。
身はぷっくりとかさ高く、噛むごとに濃厚なエキスが溢れ出る。
あぁ、ずっとずーっと噛み続けていたい。

なにせ、一口の串かつは、素材の味がくっきり濃い。
それはピカイチの食材、熟練の技、間合い…
さまざまな要因が重なってこそだと思うのだが
どことなく懐かしい昭和の頃の味がするのだ。




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厨房には、無駄な動きがひとつたりとも無い大大将と、
真剣に、楽しそうに接客をする、溌剌とした3代目。
そして感銘を受けたのが、2代目である大将の動きだ。

舞台上で主役ふたりの存在を、際立たせる名脇役といったところか。
決して前には出ず、だけれど存在を消しているわけではなく
お客さんが手を挙げる前に、気づいてささっと要望を聞きに行ったり。
背後からそっとふたりを見守りつつ、
そこに言葉はなくとも阿吽の呼吸があり、
3人それぞれの持ち場の仕事が、流れるように美しかった。


こうして「一口」の味が、親子代々、受け継がれていくんやなぁ、と
酒を飲りながらしみじみ考えてたら、胸がいっぱいになった。


「一口」
広島県尾道市久保2-20-2
☎0848-37-9723
open : 17:30〜22:30
close: 日曜、月曜、水曜




Bryan Adams, Rod Stewart, Sting - All For Love



# by writer-kaorin | 2018-04-28 10:44 | =酒場= | Comments(0)  

尾道 BISOU(ビズー) @ナチュラルなワインとボーダレスな料理と

尾道旅情。
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ローカル線の車窓から。
尾道大橋と向島が、視界に飛び込んできただけで、
もうワクワク感が高まる高まる。
大好きな港町・尾道へやってきた。


あれこれ用事を済ませ
ずっとおじゃましたいと思ってた「BISOU(ビズー)」へ。
常連ドラさんと合流し、昼酒的至福時間。
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梁むき出しの店内。棚にずらり並んだワインボトルを眺めてるだけで
ニヤニヤしてしまう。だって、タイプの子たちが多いんだもの。


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陽光差し込む店内は、カウンター5席、テーブル10席。
店主の岡本真人さんがマダムとともに営む。
この空気感、まさに「小さくて強い店」のにおいムンムン。

店先の黒板には
「ナチュラルワインと自由な料理の
 カジュアルな酒場です」の文字。

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早い時間から、泡をクゥィ〜ッと。た・た・たまらん。


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「Despina 2015 Quarticello」from エミリア・ロマーニャ。
酸がキレイで軽快な飲み口だからするするいける。


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鏡にざっと書かれたメニュー名をみれば、
地元の鯛のカルパッチョや、パテカンはじめ
春菊のスパイスフリットといった、見てるだけでお酒欲しなる揚げもん、
「サイウア」という名の、自家製・チェンマイのソーセージがあったり
牡蠣とパクチーのオムレツでしょ、鴨のコンフィもあるわ
ラムカレーのクスクスにいたるまで
国やジャンルの垣根を越えた料理がずらり揃ってて、ワクワクする。




●キャベツとチキンのサラダ
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キャベツは甘く、チキンはしっとり。それぞれの食材の切り方がいいんだ。
くるみやニンジンなど、食感や味わいの差異楽しく
自家製マヨのコクと酸味がいぃ仕事してて
あぁ、飲ませるサラダなんだこれが。



●マントゥ
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トルコや中央アジアなどで主流の
“小さな肉入り餃子”といったところか。マンティとも呼ばれる。
小粒ながらむっちりした生地と、なかに詰めた羊肉のキレイな風味。
複雑なスパイス感がまた良くって、
濃厚なヨーグルートと、梶谷農園のミントが放つ清涼感が、全体をまとめ上げる。



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湯気とともに登場した次の品は、アサリとジャガイモと…

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豚肉を合わせた「塩漬け豚のアレンテージョ」。
じつは、我が家でも豚とアサリの煮込み料理をよく作るのだが
ビズーへやってきて、この組み合わせは
ポルトガル・アレンテージョ地方の郷土の味だと知った。
山と海の旨みの嵐。そのエキスを受け止めるジャガイモがこれまた名脇役。
しかも塩漬け豚というのが、味わいに深みをもたらしてくれるし
イタパセやレモンがアクセントになって、もうどうにも止まらない〜でした。



次の予定まであと15分、といったところでタイムアップ。
あぁ、まだまだ頂きたいボーダレスな料理、
ナチュラルなワインがあったのだが、次の楽しみに残しておくとしよう。
それにしても、この店の近所に住む人が羨ましい。近くなら通ってる(笑)
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岡本さん、マダム、ありがとうございました☆
外はまだ明るい。尾道へべれけ旅、まだまだこれから♪♪♪


「BISOU(ビズー)」
広島県尾道市久保2-5-24
0848-38-9700
open :火〜木曜・土曜/16:00〜22:00LO
    金曜/11:30〜14:00LO、17:00〜22:00LO
close:日曜、月曜
https://www.bisouonomichi.com/



The Waterboys: "Fisherman's Blues"


# by writer-kaorin | 2018-04-25 08:14 | =旅= | Comments(0)  

ニュー万長 @西陣 完全紹介制。驚愕の焼肉屋

毎度なみなさんと恒例の肉ナイツ。
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一見お断りの焼肉屋「ニュー万長」へ@京都・西陣。

話は逸れるが、この界隈には足繁く通いたくなる昭和の店が多いこと。
京都の文化遺産的酒場「神馬」はじめ、挙げだしたらキリがない。
ずいぶん前に伺ったパブ「ヘルメス」も味わい深かったなぁ。

この店の何が驚愕って
目に飛び込むもの、味わうもの、全てだ。
恐る恐る、扉を開ければ煙とともに漂う焼肉のたまらん香り。
名酒場だった「万長酒場」居抜きのカウンターと小上がり席では、
労働を終えビールを飲る、作業服姿の男性客が肉をつつき合っている。
その混沌とした昭和な空気が、何とも心地よい。
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ここ「ニュー万長」は紹介制を貫く、肉好きの間では有名な店。ということで
肉業界のキーパーソンに連れられ、おじゃますることに。
平井さん☆大西さん☆ありがとうございます☆
まずは冷えたビールで喉を潤し…。お母さん手製の惣菜が供される。


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「モヤシとナスのナムル」は、味の馴染みよく予想以上に端正な味。
「ホウレン草のナムル」はゴマの香ばしさも手伝い、しみじみ旨い。


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「チャプチェ」はそれぞれの具の食感しっかりあって
汁を吸うた春雨がまた旨いのなんの。


●若竹煮
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京都らしいおばんざいも。
タケノコの甘やかな香りに、新わかめの清々しい味。
そこにだしの上品なうま味がじーんと響くのだ。



「ニラのヤンニョム」の登場に…
いても立ってもいられなくなり(笑
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マッコリが来たもんだから、ヤンニョムとともに
ちびりちびり至福なとき。


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通常はこういう使い方です(笑)


「おぉ〜!」という歓声とともに登場したのが


●バラ(タレ)
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ぴっかぴかに磨き上げられたガスコンロだこと。
焼きは、店の常連のひとりである、ま〜じ〜に全任せ。おおきに☆

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その一瞬を狙い、まず何もつけずに頬張る。
脂の旨味、コクをぐっと感じながらも、ひつこさ皆無。
じつに透明感がある清々しい後味なのだ。こら、なんぼでもいける。


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ニラのヤンニョムを包み、つけダレとともに味わえば
タレの複雑な辛味と酸味で、味わいに奥行きが出た。
これはもうね、箸を持つが止まらん、禁断の組み合わせ。
何切れ頂いたんだろう…。食べるたびにお腹が空いてくる(笑)



●ミノ、ハラミ
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えぇ表情してるわ。煌めいている。


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ミノ、大きいなぁ!と一瞬思った。だけど、
近江商人の三方よしではないが、
“素材よし、庖丁の入れ方よし、焼きよし”のおかげで

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サクッと歯に当たったかと思えば
ふぁっと柔らかで、びっくりするくらい軽い質感なのだ。
焼いても硬くならず、程よい弾力がある柔らかさとでも言おうか。
「綺麗に掃除している証やね」とは、焼き担当のま〜じ〜。
はぁ〜。こんなに軽やかなミノ、初めてかもしれん。


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ハラミも堂々たる存在感。


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しっかり味があり、これもまた驚きのふぁふぁ感。
マッコリの後、チェイサーのビールと麦焼酎水割とともに。



●塩タン(要予約)
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はぁ〜。うっとり。


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口の中で肉汁、炸裂。そのクリアで甘い味わいに、酔いがさめた(笑)。


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白ネギをたっぷりのせ、レモンをキュッと絞って味わえば、こちらもエンドレスな感覚に。



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〆には超常連にしか出さないという裏メニュー「ホルモンの煮こごり」が登場。
濁りもくさみも全くなく、じつに透き通った風味。
しかも、ホルモンそれぞれの食感楽しく
フロマージュ・ド・テートをもっと、上品に味わい深くさせたような存在感でした。


食後は御年84歳のお母さんと、人生談義(笑)
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(Photographed by 肉食弁護士・山岸さん☆)

肉の質はもちろんのこと、タレやヤンニョムの凄みにも惚れ惚れ。
インパクトある味わいながらも、清々しい後味だから
食べるほどお腹が空く焼肉とでも言おうか。
滅多に出会うことがないこの感覚。これは夢か幻か、な目眩く夜。

ご一緒させて頂いた皆さん☆ありがとうございました☆



「ニュー万長」
京都市上京区仁和寺街道千本西入五番町5
075-462-9455(完全紹介制)


楽しみ🎶
Bon Jovi - In These Arms


# by writer-kaorin | 2018-04-22 13:13 | ニュー万長 | Comments(0)  

IDEAL bistro @大阪・天満橋

珍しくランチ日記。(笑)
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大阪・天満橋。ビルの2Fにひっそりと佇む
「IDEAL bistro -イデアル ビストロ-」へ。2017年11月open。
オーナーシェフの山嵜宏樹さんは、
ザ・リッツカールトン大阪のフランス料理「ラ・ベ」にて16年勤務した実力派。



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ブルゴーニュの泡「Dom. Sextant (Julien Altaber) L'Ecume」で乾杯☆
この日は公私共にお世話になってる編集者Mちゃんと、
念願のサシ飲みだ(いや、サシご飯w)
新しいコトが始まるって、ちょっと不安だけどそれ以上にワクワク感ハンパない。
そんなこんなのハナシが尽きない。


ランチは2700円(税別)のコース1本。メインはプリフィックスで
この日は鴨や七谷赤地鶏、タラやギンギン鮭。悩むわー。



《アミューズ》
タラのブランダードと平飼い卵
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パクリとひと口で頬張れば半熟の卵がトロリ、その深いコクと
タラのまったりとした旨みが優しく響き合う。




《前菜》
サラダ IDEAL サーモンリエットとともに
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サーモンの味わいをしっかり感じるリエットだこと。
ビーツのサラダの爽やかさとも相性よくって、そらもう飲みのペースが加速する。


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泡の次はロゼにした。「Lassolle Le Rose Qui Touche」
甘やかな香りが広がると同時に、きゅーっとくる酸がいぃ仕事してる。
あぁこのナチュールな感じ、昼からずっと飲み続けていたい(笑)


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パンは質朴な味わい。パンとロゼでしばしふんわり気分。




《メイン》
鴨のコンフィ ガルビュールとチョリソー アーモンドの泡
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鴨・コンフィ、というキーワードに弱い(笑)
身はほろほろと柔らかく、旨みがぐぐっと凝縮している。
重たさはなく、じつに軽快な味。
しかも潔いくらいバリリな皮の香ばしさ。これがまたワイン泥棒な味わい。



《デセール》
ショコラ(キャフェ キャラメルクレーム サブレ)
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優しいなかに深みがある味。
山椒らしきパウダーが皿にはらりとかかっていて、
和ではなく、exoticなニュアンスを感じる、その加減が絶妙。
そしてホッとティータイム。はぁ〜、時よ止まれなひとときでした☆



フラワースタイリストのマダムが彩る、草木や花の設えがまた素敵なの。
街中とは思えない、静かで心地よい空気が流れていたのでした。
次は夜、おじゃましてアラカルトであれこれ、そして
ナチュールなワインに酔いしれたいな。



「IDEAL bistro -イデアル ビストロ-」
大阪市中央区谷町1丁目6−5 T165ビル2階
06-6360-4315
open :12:00〜14:00LO、18:00〜21:00LO
close:火曜、不定休
http://idealfoodflower.com/



Nik Kershaw Live Aid - The Riddle




# by writer-kaorin | 2018-04-19 21:23 | IDEAL bistro | Comments(0)  

「岩永家のガーデンパーティー」後編 @岡山・吉田牧場

この日記」の続き。


岡山・吉備高原「吉田牧場」の庭で開かれた
「岩永家のガーデンパーティー」。
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吉田牧場のブラウンスイス牛のミルクから作られたバター。
その透き通った味わい、やさしいコク。
シュクレクールのパンとの相性がほんとに良くって。。。


さらに。この日は、吉田牧場のチーズをはじめ、
10名の様々なジャンルのシェフによる料理やデザートに
藤丸&藤巻コンビがセレクトしたワインの饗宴という
とんでもないサプライズが待ち構えていたのだ。


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テーブルに続々と、料理が供されます。



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シュクレクールのパンを切っているのは、
京都「パティスリー エス」の中元修平シェフ☆
この日ならではの光景かも☆



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大阪・茨木のシチリア
「イルピスタッキオ」檜森誠太郎シェフによる前菜が登場。
イワシのベッカフィーコは、シチリアで食べた懐かしい味がした。



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「ヴィラ アイーダ(和歌山・岩出)」の小林寛司シェフ作、
「梶谷農園(広島・三原)」の梶谷ハーブと、
小林夫妻が自家栽培するエディブルフラワーのサラダ。



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「メツゲライクスダ」のパテ・クルートは見目麗しい。
楠田シェフのFBによると、
“オレイエ ドゥ ラ ベル オーロール”=「美しいオーロラの枕」
という名のお肉のパイ包み焼きだそうな。

口に運べば、フォアグラやリドヴォー、
鴨、豚、ホロホロ鶏、鶏肉など様々な肉類や、
ピスタチオ、コンソメ、パートが織りなす、
深い旨みとクリアな風味が響き合う。
楠田シェフの類稀な技がキラリと光りまくってた。


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そんな楠田シェフと
「BON DABON(ボンダボン/岐阜・関市)」の多田昌豊さん☆
ということで・・・
ななななんと・・・


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多田さんの手による、切りたてのペルシュウが。
はぁ〜っ、大ファンです。(笑)
そのペルシュウは、まさに生きている…。そう感じさせる存在感。
まず、天女の羽衣のような軽やかさにウットリしてしまうの。
舌のうえでふわり蕩けるとともに、深い芳香が鼻腔をくすぐり、
味わい奥深く、透き通った甘みの余韻に、もう私は放心状態。



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この光景を眺めているだけで、ワインが進みました(笑)
「吉田牧場」のチーズは、マジアクリやこだか、カマンベールなど。
はぁ〜。それぞれのチーズの味わい深さには、ニンマリ微笑むことしかできない。


ピッツァ窯の前には
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京都「チェンチ」坂本健シェフ!


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坂本シェフによる、野菜のグラタンの美味しさには誰しもが仰天した。
ベシャメルソースには、吉田牧場の牛乳が入り
種類は聞き忘れたけれどチーズも加え
味わいに奥行きをもたらす。


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「僕、窯で焼いただけ」と坂本シェフが笑う、
「メツゲライクスダ」のソーセージ・エピナールにも唸った。


ピッツァ窯といえば。
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「Monk(京都・元田中)」のスタッフJacobさんが焼き上げるピッツァも取り合い(笑)
あおさ海苔と吉田牧場のモッツァレラを使ったピッツァは、
海苔の清々しい香りと、チーズの優しいコク、生地の芳しさや粉の風味が共鳴☆



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庭では「仔豚丸焼き」がついに完成だ。


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屋外専用の仔豚丸焼アサドールを会場に持ち込んだ
バスク料理専門「アラルデ」(大阪・本町)の山本嘉嗣シェフ!
6時間かけて、焼き上げたというそれは、皮はバリリと香ばしくって
脂はさらりとしていて、初々しい香りがした。
はぁ〜豚好きすぎるんですワタシ(笑)



吉田家の厨房には、和歌山「オテルドヨシノ」の手島純也シェフの姿が。
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手島シェフによる「アニョー・ド・シストロン」は、
どこまでもミルキーな香りが続き、繊細な肉質に衝撃を受けた。
アニョーはもちろんのこと、
「フロリレージュ」(青山)川手寛康シェフが手がけた
ビネガーの酸とディルの香りを利かせた、白ネギほかガルニも
酔いがさめるくらい美味でした。


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大阪なんば「鮨処なかたに」の太巻きに、ホッと和み



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クラシック音楽を聴かせて製造した鰹節で名をはせる
鹿児島 枕崎「金七商店」瀬崎祐介さんによる
削りたて鰹節ご飯!
「梶田商店」(愛媛・大洲)の巽醤油(淡口)とのセッション
何杯でもおかわりしたくなるくらい、DNAにじんじん響く味だった。
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「ヴィラ アイーダ」小林シェフによる
伊勢海老はじめ魚介どっさりのイカスミパエリアは
それぞれの魚介の素材感、素晴らしく


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これまた伊勢海老や魚介をふんだんに使ったサフランのパエリア。
「小林シェフ、サフラン入れすぎでしょ!?」と話題になりましたわ(笑)
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そんな小林シェフと、シュクレクールのチョコ田くん、
吉田牧場の吉田原野さん☆



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デザートには吉田牧場のリコッタチーズのチーズケーキや
吉田牧場の牛乳を使ったクラシックプリン。


さらに。
京都「パティスリーエス」中元シェフからは、
目を見張るほどの焼菓子たちが!
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会場でしみじみ味わい、持ち帰らせて頂きバスの中のおやつタイムに、
そして今、日記を書きながら、そのおいしさを噛みしめています。(笑)


おそらく紹介しきれていないお料理があり、
シェフがいらっしゃると思います。ごめんなさい(汗)
それほど多くの、岩永シェフと清香さんを想う仲間たちが
あの日あの時、一瞬一瞬を共有し、共感し、その喜びを分かち合っていた。



ほんとに終わりがないんです(笑)この日のサプライズ。
音楽家・小林武史さんがふたりのために駆けつけ
会場に“音”という華やぎを添えてくださったのだ。
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「お酒を飲みながら、お喋りも楽しみながら、ゆるりと聴いてもらえれば」


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清らかなピアノの音色に、子供たちは物音ひとつたてずに
大人たちはワインに、その調べに酔いしれながら
ただただ聴き入ったのでした。



会場ではこっちのテーブル、あっちのテーブル、はたまた
スタンディングで語り飲み…と、それぞれが思い思いに楽しみ、
人と人との繋がりがまた新たな、繋がりを生み出している。
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小林武史さんと料理人たち。

小林さんは石巻が拠点となった芸術祭
Reborn-Art Festival」の総合プロデューサーであり、
彼ら料理人、そして岩永シェフも、「食」のアーティストとして参加していた。



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楠田シェフと、千葉から遠路はるばる来られた
「シェフズガーデン エコファームアサノ GOEN」浅野悦男さん。
ジャンルという垣根を超越し、未来に向けての話が繰り広げられる。


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「パセミヤ」よっちゃんこと、中川善夫さん☆そして
ぶどう農家でありワイン醸造家であり
「サローネグループ」ゼネラルマネージャーの藤巻一巨さん!お久しぶりでした☆


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「パセミヤ」のよっちゃんとチエさん姉弟。
会場でもたっぷりお世話になりました☆


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「パピーユ」藤丸智史さん、
「レフェルヴェソンス」生江史伸シェフ。
藤丸さん、ワイン飲みすぎてしまいごめんなさい。
生江シェフ、抱っこお疲れさまでしたお互いに(笑)。



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ある意味、シェフズテーブル(笑)



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チーム北新地に、藤丸さんとともに乱入〜。
ゲストのはずがキビキビ働く「ミルカレス」の吉備俊久さんお疲れ様でした!
清香さんのボス「弘屋」の店主・菅沼恒さん、
ブライズメイド姿がとても素敵だったShogoちゃんは、
ワインバー「Carnet -カルネ-」を営んでいて、
先日「北新地カレー Clobe -クローブ-」を開店したばかり。



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いつもほんとにお世話になってます!「HAJIME」米田肇シェフ、
ヘアスタイルと眼鏡と着こなしがバッチリやった
巽醤油醸造元「梶田商店」(愛媛・大洲)の梶田泰嗣さん、
そして、またまた藤丸さん(笑)
みんな、ほんとにいい表情している。




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ブーケ・トスを、奪い取った「チェンチ」文屋さん(笑)
男が取ったらあかんでしょー!!!と会場が大爆笑の渦に包まれた。
(Photographed by Yoshio Nakagawa)



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浅野悦男さんと吉田全作さん。渋くて格好いいです。




あの日、あの場所にいた人たち全員が、幸せな気持ちに満ち溢れ
ふんわり心温かく、美味しくって、楽しくって、
祝福という言葉じゃ括り切れない、一生忘れることない感動的な一日だった。


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(Photographed by Chie Nakagawa)
岩永歩さん、清香さん、おめでとうございます!
おふたりはもちろん、吉田家の皆さん、
仕掛け人のチョコ田くんや、サポートスタッフRIVI山田シェフはじめ
ガーデンパーティー関係者の皆さん、本当にありがとうございました。




最後に。
「シェフズガーデン エコファームアサノ GOEN」&
「千葉県産イタリア小麦粉 imafun」今村太一さんの
岩永シェフへの想い、その言葉にグッときた。(涙)


“彼のパンで笑顔になった人達が、
  彼の笑顔を観たかったんでしょうね”
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終わり☆


めずらしく邦楽。こんな気分なんだもの。
そういえば幼少時代、魔女の宅急便みてパン屋さんになろうと思ってた(笑)
【やさしさに包まれたなら/松任谷由実】 





# by writer-kaorin | 2018-04-14 09:16 | ル・シュクレ・クール | Comments(0)