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「ØC coffee kyoto」10/31Open! シュガーバタークレープに恋をした

京都・平安神宮のほど近く。
琵琶湖疏水沿いの静けさの中に、

代々木上原・吉祥寺・軽井沢に続く
「ØC(オーシー)」の新たな一軒が誕生。

「ØC coffee kyoto」
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オーナーの山本憲資さん、開店おめでとうございます!
神戸出身。広告代理店や『GQ』編集部を経て、
今は編集者でありプロデューサー、そして“おいしい体験”の仕掛け人。
そんな山本さんの世界観が、京都でもしっかり息づいている。


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店内は、光と空気の通うやわらかな空間。
メニューはあくまで“少数精鋭”。
この潔さが、もうたまらない。
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お目当てはもちろん、看板メニューの
「シュガーバタークレープ」。

クレープのお供には、北欧スタイルのコーヒーを。
バリスタである店長・高田さんおすすめのカプチーノをいただこう。
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■カプチーノ
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豆はコペンハーゲン「Prolog」より。
エチオピア産の豆がもたらす、
フルーティーで華やかな香りに、うっとりしてしまうわ。


そして、主役の登場。

■シュガーバタークレープ
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皿の上に置かれた瞬間から、心を奪われる。
「見惚れる」とはこのこと。


ひと口目はそのまま。
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ハリのある生地は、
カリッと香ばしく軽やかで、ほどよくもっちり。
ざらめの、しゃりっとした食感が、心をくすぐり
甘さがほろっと溶けて、
噛むほどに広がる小麦の香りが深く、やさしい。

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そして、別添えの
グラスフェッドバター(from ニュージーランド)をクレープの上に。
じんわりと溶けて、生地にしみこむ瞬間、
クレープがぐっとリッチな表情に変わる。
この温度差と、軽やかなあまじょっぱさも、たまらないのだ。

ここで、カプチーノを。
フルーティーな酸味とまろやかさに、
クレープのやさしい甘みがグッと手を組む。なんやこの最強の調和!


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食感のグラデーション、香りの余韻、すべてが孤高。
しかも軽やかで、後味すっきり。
名残惜しくて、もう一枚いきたくなる。

そう、これぞ——
人生最高、最強クレープ。


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「Ø」は、デンマーク語でOrganicを意味する
「Økologisk(オコロジスク)」から。
あえて声高に謳わずとも、
素材への想いは一皿の中にしっかりと健在。おいしい感動へとつながっている。

福岡・無農薬の小麦粉、島根「木次乳業」の牛乳、
広島の平飼い卵、鹿児島・喜界島のざらめ——
そのすべてが、この“やさしいおいしさ”を支えているのです。
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山本さん、高田店長、
感動のひとときをありがとうございました。
「ØC coffee kyoto」が京都に生まれてくれて、
ほんとに、ありがとう!



「ØC coffee kyoto」
京都市左京区岡崎円勝寺町36-1 1F
open : 9:00~18:00 (17:30LO)
close: 月曜 ※祝日の場合は営業
https://www.instagram.com/occoffee_kyoto





# by writer-kaorin | 2025-11-02 07:34 | ØC coffee | Comments(0)

 

「Kitchen Boo」小浜市 地産地消ランチバイキング

地元・小浜出張。

ランチは山のてっぺん「福井県立大学」の建物内にある
「Kitchen Boo」へ
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余談だけど
かつてこの地は小学校の裏山だった。
だからここへ来ると、男友達と山を駆け回っていた、
少年のような少女時代を思い出す。笑
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「Kitchen Boo」は
野菜や魚、お米にいたるまで、
地産地消をテーマに掲げるランチバイキングの店だ。

素敵なエピソードがある。
京都の某・三つ星店の主人が
「社員旅行で小浜へ行く。おすすめのお店があれば教えて」ということで
「Kitchen Boo」を紹介させていただいたところ、大層喜ばれた。
その後も、社員を連れて若狭小浜方面へ来るたびに、立ち寄っておられる。

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里芋サラダ、人参のロースト、さつまいもの蜜煮
大根と人参のそぼろ煮、冬瓜のあっさり煮、ほか
採れたて野菜の「おばんざい」がずらりと揃い、瞬きを失う楽しさ。

さらに
「御調塩(みつきのしお)の塩麹唐あげ」など、
小浜の歴史を紐解く一品も揃う。
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若狭エリアは「御食国 (みけつくに)」と呼ばれ、
古代、海産物や塩などを都に送り、朝廷の食を支えた地域の一つ。
中でも塩の歴史は古墳時代にさかのぼり、
若狭湾沿岸には製塩の遺跡が約70ヶ所ほどあるそうだ。

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ザ・ローカルフードも揃い踏み。

この店の至る場所で目にするのが「まごわやさしい」のPOP。
まめ・ごま・わかめ・やさい・さかな・しいたけ・いもなど
健康的な食生活を支える7つの食材をふんだんに用いた惣菜を
日替わりで提供している。
店主の高野さんに「毎日、何種類くらい作るのですか?」と聞いても
「分からないくらい」と。笑



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ということで私は、「やみつき鯖天」と「手作りソースのソースカツ」をメインに
里芋のサラダ、カボチャのきんぴら、切り干し大根、人参ロースト、オニオンリング、
サラダチキンほか。フリルレタスや胡瓜、紫キャベツのサラダと共に。
どの品も、しっかりとした素材感があるし、
丁寧に作られているなぁという味わい深さがある。

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美穀米(雑穀米)と味噌汁と共に。毎日食べていたい。



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米粉ドーナツ、米粉パウンドケーキや抹茶ブラウニー、
ベイクドチーズケーキを味わいながら、
小浜湾が一望できる大パノラマを臨みながら、
久しぶりに母と、駆け足のランチ&ティータイムだった。
その後の仕事も上手くいった。



フロアを見渡すと、小浜ならではの「お宝食材」が目につく。
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福井県立大学の教授が開発した鯖を使った
食べる魚醤「鯖こうじ」だったり、


『柑なんば』も超推し。
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若狭の人々は、昔から唐辛子のことを「なんば」と呼んできた。
その“なんば”に、小浜特産の香り高い「獅子ゆず」を合わせたのが「柑なんば」。

獅子ゆずのフルーティーな香りに、米麹(コシヒカリ)のまろやかな甘み、
そしてピリッと心地よい辛味が重なり合う。
小浜が誇る万能調味料と言っても良いだろう。
もちろん我が家の、調味料スタメンの一つ。

これまた余談だけれど、
かつて小浜には「若狭OBAMAモノづくり合衆国」という団体があった。
地域の農産物を活かそうと、小浜中央青果を中心に、
生産者や菓子屋、スーパー、箸製造会社などが集まった
異業種連携の任意団体。その活動の中から生まれたのが、
「柑なんば」や「鯖こうじ(福井県立大学共同開発)」。
「鯖ンバ」も旨かったなぁ。
(鯖ンバ=甘辛く煮付けた鯖のほぐし身たっぷり。柑なんば入りピビンパ風)。

モノづくり合衆国の、立役者の一人が、
「Kitchen Boo」店主の高野滋光さん。
そして今もなお、料理人としてものづくりや、味わいを受け継いでおられる。

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高野さん。先日もありがとうございました!
じつは、ハリウッドのチームの昼食(BENTO BOX)を毎日作っていただいた。
ベジタリアンの大男をはじめ、撮影チームの皆さんは毎日、完食していた。
みなさん、早朝から深夜まで、
過酷なロケを敢行できたのは「小浜ならではの食」のおかげだと実感。


そんな高野さんが、新たな試みに出た。
曰く「バイキングの全メニューを
グルテンフリーにする挑戦です!」

地産地消にこだわり、
地域の美味しい食材を提供するだけでなく、そこには
「小麦アレルギーの方にも楽しめる料理を」
「体に優しくておいしいメニューを」という想いがある。

「正直なところ、簡単な挑戦ではありません。
だけど“日本初のグルテンフリー・バイキング”を目指して、
スタッフ一同、日々奮闘しています」。

「GF(グルテンフリー)」といえば、
「GF RAMEN LAB 大阪・関西万博店」の存在もそうだが、
GFを推し進めている飲食店が、少しずつではあるが増えてきた。
先週はGFの取材を2軒あったし。

もちろん、小麦(グルテン)が悪者ではななく。
小麦が食べられない子どもや大人はもちろん、
健康志向の方達に向けて、選択枠が広がるのは嬉しいですね。

高野さん、これからも食べて応援し続けます!


「Kitchen Boo」
福井県小浜市学園町1-1 福井県立大学小浜キャンパス2F
0770-53-2636
open :11:00〜15:00
Close:土・日
¥:大人¥2,200、小学生¥1,650、小学生未満¥1,100、2歳以下¥無料
※2時から来店のお客さんは半額
https://obama-takano.com/
https://www.instagram.com/kitchen.boo/

# by writer-kaorin | 2025-10-29 10:26 | =OBAMA= | Comments(0)

 

大阪の“食の多様性”を世界へ。〜オオサカフーディーズマラソン〜

すっかり時間があいてしまったヘベレケ日記ですが
毎晩、おいしい&程よい酒は欠かさず元気です。笑
ヘベレケ日記が溜まるなか…今日は久しぶりにお仕事&イベント告知。


『100 Must-go Restaurants in Osaka』
〜大阪で行くべきレストラン100〜
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大阪の食文化を紹介する、限定ガイドブックが
リリースになりました!
なんと、価格は無料!日本語版&英語版の2言語。
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この一冊では、
ミシュラン星付きの名店から、地元客に愛される老舗、
そして新たな感性で食の未来を切り拓く
若いシェフたちまで——

大阪の「今」を象徴する100軒を厳選。
しかも、北は能勢から南は岬町まで、大阪府の市町村を全網羅。

今回、私はこのガイドブックの
スーパーバイザー(全体監修)を担当させていただきました。
“天下の台所”と呼ばれる大阪の奥深い食文化を、
国内外の方々に知っていただく、きっかけになれば嬉しいです。

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紙のガイドはA6サイズで持ち歩きやすく、
ウェブ版ではスマホからも閲覧可能。
まずは「タイムアウトマーケット大阪」で、
冊子を設置・配布中です〜なくなり次第終了!

取材撮影でお世話になりました皆様、
心より感謝申し上げます。

🇯🇵 日本語版
https://www.timeout.jp/osaka/ja/restaurant/osaka-must-go-restaurant100

🇬🇧 English ver.
https://www.timeout.com/osaka/restaurants/100-must-go-restaurants


そして2025/10/27(月)からは
食の体験型キャンペーンがスタート!
『Osaka Foodies Marathon』
〜オオサカフーディーズマラソン〜


昨日(10/27)記者会見が行われ
ハイヒールモモコさん、「タイムアウト東京(ORIGINAL Inc.)」の伏谷博之社長、
「FM COCOLO」のDJ MEMEさんと一緒に登壇、
トークセッションをさせていただきました。
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そのオオサカフーディーズマラソンとはー。
“走るマラソン”ではなく、食と文化をめぐるマラソンで、
大阪の街を3時間で楽しむ、体験型のフードイベントです。
https://osakafoodiesmarathon.com/

エリアごとに展開する
「3HOURS CARD」があり。
これは、LINEでゲットできます。
https://page.line.me/562jzuki?openQrModal=true#~
全てのエリアのカードは
「大阪府庁」や「タイムアウトマーケット大阪」などで設置&無料配布。
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各カードには、
3時間で完結するエリアごとの「食と文化の体験」がセットされている。
例えば「堺のローカルな文化・伝統をめぐる3時間」(堺市)
「人気店のうどんを味わい、ご利益までもらう3時間」(北河内地域)
「中華料理と工場夜景。心躍る光景を堪能する3時間」(泉北地域)など
お店情報や立ち寄りスポット付き。
参加者はカードを通じて、まだ知られていない
地域の食やお店、文化に出会うことができるのです。

エリアは大阪北部・能勢町から、南は岬町まで。大阪府の全エリアをほとんど網羅!
短時間でも充実した体験を巡れるのが最大の魅力です。

ちょっとした旅気分で、
まだ知らない“大阪の味”を探しに出かけてみませんか?

2025年10月27日(月)〜2026年1月中旬まで!
アフター万博は、
大阪の食と文化の魅力を、ぜひ一緒に楽しみましょう🏃‍♀️

@osakafoodiesmarathon
#オオサカフーディーズマラソン #大阪グルメ #大阪めぐり #食のマラソン #3hours
#100mustgoosaka #timeoutosaka #osakafoodculture

# by writer-kaorin | 2025-10-28 07:30 | =取材= | Comments(0)

 

大阪・南天満「Pebble」。 安藤建築の空間で、レストラン本格始動。

大阪・南天満
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大川の流れを見下ろす静謐なビルディングは
建築家・安藤忠雄さんが手がけた建物。
評論家であり政治家・小説家としても知られる
故・堺屋太一さんが暮らした邸宅を舞台に、
レストラン「pebble(ペブル)」は静かに佇んでいる。
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2024年夏にワインバーとして誕生。
2025年7月にはシェフ・夏川和也さんを迎え、
レストランとして新たな一歩を踏み出した。

夏川シェフは
中之島「クイントカント」にて5年間、料理長を務めた料理人。
久しぶりの再会でした。


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オーナーソムリエ・魚見洋一さん、改めておめでとうございます。
彼も福井県小浜市出身。同じ中学・高校の同窓だ(小浜中学校・若狭高校)。
私がひとつ上で当時、魚見くんは野球部、私は陸上部。
同じグラウンドで汗を流していたあの頃を、
彼に会うたびに思い出す。笑


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この日は、同業の大先輩であり
素敵な女史とのプライベートディナー。
後ほど、紹介させていただくとしよう。



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「SILVER BRUT NATURE/ANDRE CLOUET」
ノン・ドサージュのブラン・ド・ノワール。
コク深い味わいながら、キレのある余韻。素晴らしいスターター。



いただいたのお料理は
今月のおまかせコース。


“Pebble”
甘海老・海老みそ塩辛・茗荷・フィンガーライム
米と海苔のパフ・瀬戸内レモン・フレンチキャビア
モルタデッラのカカオドック
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店名を冠した小前菜。
中央の甘海老(タルタル)は、
自家製・塩辛の濃密な味わいと、茗荷の香りのバランスが絶妙。
フレンチキャビアを乗せたパフは、レモンの酸味と香りがまとめ上げる。
カカオドッグは、カカオの芳しさ、モルタデッラの旨みが共鳴。

カーゼ・コリーニ(大大大好きな生産者!)の葡萄の葉に、テンション上がった。
そのエピソードまで味わい深かったのです。



■牡蠣・青リンゴ・三つ葉・レフォール・グリーンオリーブ
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北海道・仙鳳趾(せんぽうし)の牡蠣は、
柔肌で芯部はミ・キュイの見事な火入れ。
青リンゴと三つ葉の葉のソースは清々しく、三つ葉の軸はサラダ仕立てに。
レフォール(西洋わさび)の冷たいパウダーの温度感も心地よい
なんともハーモニックな組合せ。


■鰹・無花果・茄子
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この合わせ技にも、唸った……。
脂がいい感じにのってきた戻り鰹のねっとり感に、
無花果の熟成感と質朴な甘みが絡む。
大阪の茄子は、焼きナスのムースとタルタルで。
オーガニックのバルサミコ酢が名脇役。

複雑になりすぎない三位一体。夏川シェフのセンスを味わい尽くす。



次の一品が目の前に!
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その後、蒸籠で。
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「二年、越冬した北海道「村上農場」のメークインです」と夏川シェフ。
続けて「余市の中條さんが今年7月に初めてリリースした生ハムを、スライスしました」。
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自家製サルーミが旨いと評判の「PARCO FIERA」中條シェフと、
名イタリアン「MAGARI」の宮下シェフがタッグを組んだ、生ハム・サラミ工房の逸品だ。
https://www.bottega-parcofiera.com/



■二冬越しメークイン・「ボッテガ パルコ フィエラ」の生ハム
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目の前で淡雪塩をはらり。
頬張れば、メークインは目を見張るくらい甘い。
生ハムは塩気よりも、甘みや旨みが主張。それにより
ジャガイモの透明感のある甘みが、徐々にコク深く。
シンプルかつ潔い。そのインパクトが半端ない。
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「BOURGOGNE CHARDONNAY 2021/AGNES PAQUET」
女性醸造家アニェス・パケによる逸品。
洋梨っぽい香り、軽めの樽香、透明感のある味わいの余韻。



■金目鯛・落花生・サフラン
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うっとりするくらい美しい火入れ。
皮目は炭火の香ばしさ、身はもうねウルウル。
サフランを用いたバターソースがそっと寄り添う。
落花生は、茹でた後に香ばしく焼いたもの、ピュレの2種で。
同じ食材の異なる表情を魅せる。唸る。



■なかやま高原黒牛・加賀れんこん
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広島「なかやま高原黒牛」は
黒毛和種と乳用種の掛け合わせ。
ヒレ肉は歯がスッと入り、赤身はしっかりと味がある。

加賀野菜の一つ「加賀れんこん」はドフィノワ的なバトンと
ロースト、チップスの3種で。
これもまた、加賀れんこんのさまざまな表情が楽しい。
牛のジュをベースにしたソースの優しい深みに、癒された。

魚料理もそうだけれど
プリミティブな調理器具のみを使う、
夏川シェフの技にこれまた唸りっぱなしだった。


■色んな木の子のリゾット・ビゴール豚
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色んな木の子は10種!
原木椎茸と、その干し椎茸、エノキ、ヤマナメコ、霜降りヒラタケ、黒舞茸、
タモギタケ、ポルチーニ、白アワビタケ、ハナビラタケ。

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ビゴール豚の自家製ハム。その脂が熱でじわり溶けゆくところを頬張れば、
木の子の異なる食感心地よく、香りも旨みも上々。
パルミジャーノレジャーノが全体をまとめつつ、このリゾット米おいしい…と
〆に米という至福は、琴線に触れるね。


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「BAROLO 2021 / ALBERTO BALLARIN」
力強くしなやかで、凛とした美しさがある。
窓の向こうには、悠々と川が流れ、行き交う船をぼーっと眺める至福のとき。



■ピオーネ・フロマージュ・塩ミルク
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大阪産のピオーネ。寄り添うジュレは
剥いた皮とローズマリーを煮出したもの。
ミルクジェラートは澄んだ味わいと程よい塩味が心地よくって
フロマージュの清々しさとハーモナイズ。
まだもう一杯…欲しくなる印象的なデザートでした。



■食後のお飲み物と小菓子
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サラミに見立てた「サラメディチョコラータ」は
アマレッティの香りがいい感じ。素晴らしいフィナーレ。


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ソムリエの魚見くん、シェフの夏川さんとのタッグには
レストラン空間ならではのときめきと、おいしい感動が詰まっていた。
そこに圧巻の建築美とロケーション。



ワインは自然派ワインから東欧、日本の注目銘柄にまで
ボーダレスなラインナップ。
そして、イタリアンをベースに季節の素材を活かしながら
ワインとの相性も鑑みが味づくり。
そんな夏川シェフの個性が窺える発想が随所に。

何よりも居心地が良いのだ。
おそらく彼らの揺るぎない信頼関係がそうさせているのかもしれない。

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個室もあるので次はこちらで、ゆっくり過ごしてみたい。

この日は、世界中を旅されている
ホテルジャーナリストでありエッセイストの
松澤壱子さんとの夜。
壱子さんナイツは本当に話題が絶えない、
楽しくてすごくエキサイティング!
いつもありがとうございます!


「Pebble」
磨かれた小石(pebble)のように、
時の流れに少しずつ艶を増しながら——
ここには、ワインと料理、人と時間が出会う穏やかな光がある。
定点観測したいレストランの一軒。


「Pebble」ペブル
大阪市北区天満3-1-2 TSビル5F
06-6356-0141
https://www.instagram.com/pebble_wine_osaka/


# by writer-kaorin | 2025-10-21 08:08 | Pebble | Comments(0)

 

「BRIANZA TOKYO」 都会のど真ん中で、心を満たすイタリアン。

東京・常盤橋タワー
〈TOKYO TORCH Terrace〉にある
「BRIANZA TOKYO」で遅がけのディナー
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「BRIANZA TOKYO」  都会のど真ん中で、心を満たすイタリアン。_b0118001_11084557.jpg

「BRIANZA TOKYO」  都会のど真ん中で、心を満たすイタリアン。_b0118001_11034935.jpg
泡で乾杯。はぁ〜っ沁み入る。
奥野義幸シェフが手掛ける「Brianza(ブリアンツァ)」グループによるこちら。
ハコ自体がめちゃ広く、半個室やテラス席もあり、
東京のアーバンな雰囲気、テンション上がる。笑
これから始まるおまかせコースに期待が高まる。



■トリッパのフリットとフムス
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トリッパのフリット旨い。
風味はよく、噛めば噛むほど、じゅんわり旨みが滲み出る。
フムスは黒胡麻の香ばしさが生きている。


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あおさ海苔のゼッポリーニという癒し。泡がススム。




■鴨肉の燻製 アフェッタート オレンジビガラード
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鴨肉はしっとり、燻香が心地よく漂う。
オレンジのほろ苦さと甘酸っぱさとコクが、がっちりと手を組む。



■和牛すね肉の煮込み デュカとカカオニブ
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これもしみじみ美味かった。
赤ワインで煮込んだすね肉はほろほろ。
デュカのエキゾティックな香り、
ナッツやカカオニブの咀嚼するほどに広がる個性がハーモナイズ。


濃そうに見せかけて、優しい余韻が、
深夜の胃袋をなだめてくれる。



■名物 トリュフと卵のオーブン焼き
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目の前でトリュフ削り削り。
卵黄のコク、トリュフの香り、チーズの旨み…。
それらが渾然一体となる官能的な味わいに、目を見合いながらニンマリ。
名物、というか語り継がれる名作。
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■甘いトマトのスパゲッティ
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シンプルの極み。
まずパスタが熱々なのがいい。そして
トマトの澄んだ旨みが、カラダにスッと馴染んでいくのがわかる。
癒しのスパゲティ。





■サカエヤ手当て 熟成黒毛和牛の炭火焼き
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経産うしのランイチ。表面はザクッと香ばしく、
しっかりとした赤身の旨みはもちろん、
味わいに奥行きを感じる。
炭火の芳しさも最高なんです。




■グリークヨーグルトとティラミス
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ティラミスの王道、落ち着く。
グリークヨーグルトの濃厚な味わいと、
添えられたコムハニーとの相性も完璧だった。




リゾートのような抜け感と、
都心のスタイリッシュさを併せ持つ「BRIANZA TOKYO」。
この日は、暖簾で仕切られた個室での会食。
落ち着きと程よい距離感が、たまらなく心地よかった。
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「深夜でも身体に優しい味づくりを心がけました」と語る今野涼介シェフ。
なるほど、翌朝の清々しさに納得。その心配りが、何より嬉しかった。
しかも都会のど真ん中で、懐に優しいプライスで、驚いたわ。

ホテルが目の前だったこともあり、翌朝、改めて御礼を伝えにお店へ。
今野シェフ、そしてスタッフの皆さん。
遅くまで本当にありがとうございました。
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「BRIANZA TOKYO」
東京都千代田区大手町2-6-4 TOKYO TORCH Terrace2F
03-6262-7862





# by writer-kaorin | 2025-10-16 11:13 | =プライベート= | Comments(0)